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おすすめビジネスホテルチェーンTOP5を丁寧に紹介!宿泊記あり

ビジネスホテルは観光でも出張でも、一人でもカップルでも安く泊まれるのが嬉しいですよね。最近では朝食無料や大浴場付きが増えてきて、かつてのように寝るだけの場所ではなくなってきました。近年ではリモートワークの増加から、コワーキングスペース付きのホテルやデイユースのテレワークプランを出すビジネスホテルも出てきました。

しかし、どのチェーンも似通ったサービスを提供しているように見えてしまい、違いがあまりわからないという方は多いでしょう。

そこで、この記事では個人的におすすめのビジネスホテルTOP5をご紹介します。全国各地に展開しているホテルチェーンですので、これを読んでいるあなたの旅行先、出張先にもきっとあるはずです。どこに泊まるか迷ったら、このどれかを選んでおけばホテル選びでの失敗はないと思います。

ビジネスホテルにあまり馴染みのない方にとってはとっては聞いたことのないチェーンもあるかもしれません。私が色々なビジネスホテルチェーンに宿泊して「ここぞ!」というチェーンを選びましたので、知らないチェーンでも安心して泊まっていただけると思います。

最後までお読みいただき、この5つのホテルについて特徴を掴み、ホテル選びの時間と手間を節約できたらいいなと思っています。

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おすすめビジネスホテルTOP5

ドーミーイン

家のようにくつろげる場所を提供するという想いから“住むホテル”をコンセプトとし、温泉感覚で楽しめる大浴場があるのがポイントです。しかもサウナ付きなんです。天然温泉に入れる店舗もあります。素泊まりの概念を覆し、大浴場や館内着、朝食付きをベースとしたホテルブランドのパイオニアです。41の都道府県(2021年時点)に展開しているため、多くのエリアで利用できます。

こんな人におすすめ
・多少高くてもいいサービスを受けたい
・サウナが好き
・上質な朝食を食べたい

約30年の歴史の中で、J.D.パワーアジアパシフィックの宿泊満足度調査で複数回の日本一や楽天トラベルアワードなど、数多くの受賞歴があるほか、旅行会社や専門家、私のような個人ブロガーがまとめた「おすすめビジネスホテルランキング」といった記事にはほぼ必ずランクインしているビジネスホテルです。

大浴場は温泉のような雰囲気でおしゃれであるととても人気です。近年のサウナブームの前からサウナを常設しており、「出張先のホテルでもサウナに入れる」とサウナ好きのビジネスマンからも大人気なんです。各ホテルで特色のある大浴場を備えているため、「次に泊まる場所のお風呂はどんな雰囲気だろうか」という楽しみも広がっていきます。

朝食にも力を入れており、スタッフが目の前で作り上げるライブキッチンは出来立てを味わえると好評です。北海道ならいくらやカニ、長野の信州そば、静岡のしらすや桜エビといったように、各所のホテルでご当地メニューを楽しめるのも特徴です。出張先で忙しく、ゆっくりとその土地のものを味わう時間がないという方でも朝食でご当地グルメを味わえるのは嬉しいですね。

キャビンタイプがある店舗も

スーパーホテル

スーパーホテルも国内に170店舗(2022年7月時点)を構える大手チェーンです。そのうち半数以上が天然温泉の大浴場を備えています。170店舗もあるとたいていの旅行先、出張先にあるかと思います。「ホテルはとにかくスーパーホテルに泊まる!」と決めてしまえば、毎回ホテル探しをする手間が省けますね。

こんな人におすすめ
・健康や美容を意識している
・天然温泉や大浴場に入りたい
・違う地方に行く度にホテル選びをするのが面倒
・チェックアウトに時間をかけたくない
・翌日夜まで利用したい

Natural,Organic,Smartをテーマとし、健康でサステイナブルなサービスを提供しています。
飲料水には健康イオン水を使用し、ベッドには珪藻土を使用するなど、自然を活用した環境づくりを行い、有機野菜をはじめとしたオーガニックの食とアメニティを提供しています。硬さや素材、高さを選べるバリエーション豊かな枕やキーなしで暗証番号で解錠させるスタイルのお部屋のドア、チェックアウト手続き不要で客室からフロントを経由せずに出発できるなど、独特でスマート、最先端でユーザーに優しいサービスが詰まっているホテルです。

チェックアウトの際に列に並ぶ必要がなくなると、時間的にも心理的にも余裕を持って出発できますよね。健康や美容を意識している人にとってはオーガニックの食材やアメニティへのこだわりは嬉しいポイントでしょう。

朝食では保存料、着色料不使用の焼き立てのパンも提供され、サラダのドレッシングも保存料や化学調味料不使用の上でアレルギー特定原材料28項目不使用と、一人でも多くの人に健康にお食事を楽しんでもらいたいという想いが伝わってきます。ドーミーインと同様に、各地方の食材を使ったその土地ならではの「地産地消メニュー」を提供しています。

ユーザーの宿泊履歴を社内で共有しているようで、チェックイン時に「前回の〇〇での宿泊に引き続きご利用ありがとうございます」といった挨拶があり、複数回利用している場合には、チェックイン手続きをスムーズに行えるように、部屋の鍵の説明などを省略して良いか聞いてくれます。定期的に利用している人にとっては毎回同じ説明を聞く時間ほど無駄なものはありませんからね、とてもありがたいです。

全ての店舗ではないのですが「ゆっくりステイプラン」といい、チェックアウト時間を翌日20時まで伸ばすことができるプランがあります。出張先で翌日会議に出席して帰るだけなのだけど、荷物を出して駅のコインロッカーに預けるのが面倒、翌日の仕事後にもう一度シャワーを浴びたいといった希望を叶えてくれるプランです。私は、横浜マラソンに出場した際に新横浜の店舗でこのプランを利用しました。前日夜に宿泊し、翌日午前中に大会に出場、ゴール後にホテルへ戻ってシャワーと着替えをして帰宅することができました。走るのに不要な荷物を大会会場近くのコインロッカーを探して入れる手間もなく、走れる格好と荷物で部屋を出て、帰る前にお部屋でくつろぎ、シャワーを浴びることができたのでとてもありがたいプランでした。

店舗によってはラウンジがあり、お酒やソフトドリンクを自由に飲むことができます。

ヴィラフォンテーヌ

こちらは国内で21店舗のホテルなのでご存じない方もいるかもしれません。しかし、旅行先や出張先にある場合にはぜひ泊まっていただきたいホテルです。住友不動産グループが経営するホテルであり、21店舗の内訳は都内17店舗、梅田、三宮、京都、伊豆高原です。都会の旅を充実させるべく、ロケーションにこだわっています。全館が最寄り駅から徒歩圏内であり、主要駅や空港からのアクセスも良い立地です。全館とも高級感あふれる黒を基調とした外観と内装、広々とした空間が特徴になっています。

こんな人におすすめ
・安っぽいホテルは嫌
・駅近がいい
・広いお部屋がいい
・朝食バイキングをゆっくり楽しみたい

朝食は和洋のバラエティに富んだビュッフェです。ホテルスタッフは接客の専門教育を受けており、質の高いサービスを提供するプロフェッショナルであることも特徴になっています。お部屋は広めで快適さを追求し、寝心地の良いベッドと清潔で気持ちのいいシャワールームがあります。

京都と伊豆高原は「ヴィラージュ」というブランド名で、観光客向けに作られています。
京都は市内観光に便利な四条大宮駅前に立地しており、和モダンでおしゃれなデザイナーズ和室が特徴です。当然大浴場完備です。
伊豆高原はリゾート地ということもあり、全室オーシャンビューのスイートで、ファミリーで利用できるお部屋やペットと泊まれるお部屋、プールにテニスコートなどのアクティビティ施設、温泉やリラクゼーションを備えています。

私が宿泊した有明の店舗もやはり有明駅の目の前にあり、さらにショッピングモールが併設されていたため、とても高い利便性を感じました。ロビーは広々としていてガラス張りの窓から自然の明るさを取り入れ、有明湾岸エリアの景色を一望することができます。お部屋はとてもきれいでコンセントが充実、Wi-Fiも快適に利用できました。「泉天空の湯」というスパが併設されており、天然温泉の露天風呂、サウナ、炭酸泉、岩盤浴、リラクゼーションでリラックスすることもできます。浴場内はとても広く、温泉に浸かって足を思いっきり伸ばしてリラックスできましたよ。朝食も豪華なビュッフェです。全種類制覇はまず不可能なくらいに種類豊富で本格的なお料理が並んでいます。東京湾を眺めながら明るいレストランでゆったりと食べる朝食は本当に最高ですよ。

カンデオホテル

星形のロゴが目を引きます。足を伸ばして座れる大きなソファと大空を見上げられる露天風呂が特徴のホテルです。「ただ寝るだけのビジネスホテルでもなく、高級感があって素晴らしいけど気楽には使えないラグジュアリーホテルでもない、独自の4つ星ホテル」を目指し、近畿エリアを中心に、関東から九州まで25店舗を展開しています。知名度はあまり高くないのですが、ビジネスマンを対象にしたホテルの人気ランキングや満足度ランキングでは上位に入ってくる実力あるホテルです。早く東北と北海道にも店舗ができてくれたらいいなと思います。

こんな人におすすめ
・コストを抑えてラグジュアリーなホテルに泊まりたい
・露天風呂でゆったり過ごしたい
・お部屋では靴を脱いで足を伸ばしたい

ホテルへ一歩足を踏み入れると、きらびやかなロビーの明るい装飾にまず圧倒されるでしょう。自然光や照明、鏡やガラスのオブジェなどの装飾品をうまく組み合わせ、ロビー全体を明るく上品に包み込んでいます。美意識の高さが特徴のホテルです。

客室には日本の「小上がり」の文化を取り入れたソファが置かれています。靴を脱いでソファに上がり、その上で思いっきり足を伸ばすことができます。モダンなスタイルで和洋の両方の要素を取り入れたラグジュアリーな客室は、近年密かに人気を集めています。このソファは全館の全室にあるわけではないので、予約の際には注意が必要です。シモンズ製ベッドを採用、ジャージー素材で柔らかく軽い快適なルームウェアと快適な睡眠のための配慮を欠かしません。

アメニティ類は室内にはタオルや歯ブラシ、ドライヤー程度しかなく、ロビーのアメニティーバーから好きなものを好きな時に好きなだけ取っていくスタイルです。つまり逆に言えば、不要なものを取ることがないため、全てがお部屋に揃っているホテルと比べるとゴミを減らすことができてエコですね。

各ホテルの最上階には、リゾートホテルや本格的な温泉旅館を彷彿とさせるような露天風呂付きのスパがあります。湯船に浸かりながら夜景や星空を眺めることができるんです。朝になるとまた違った景色を楽しめるので、夜と朝の2回入っていただくのがおすすめです。内湯も高級感あふれる黒を基調とし、サウナと水風呂もしっかり完備しています。心身ともに疲れが取れる最高のリラックスタイムです。

朝食は旬の食材を使用した和洋60種類以上のお料理が並ぶバイキングスタイルです。ドリンクやデザートも豊富に揃え、メニューは日替わりのため、連泊でも飽きることがありません。カンデオホテルでも、その地域の食材を使用したお料理を提供しています。

カンデオホテルは、値段の割にラグジュアリー感がある、そんなホテルです。私は大宮と福山に宿泊したことがありますが、ロビーに足を踏み入れた時の高揚感は何度でも味わってみたいですし、客室内の小上がりソファは本当に気持ちがいいです。露天風呂から夜景や星空を眺めている時間は何もかも忘れてぼーっとできる最高のリラックスタイムでした。

ホテルリソル

ホテルリソルは「くつろぎをデザインする」をコンセプトに、五感をリラックスさせる空間づくり重視するホテルです。そのために、ロビーにはアロマが香り、お部屋の中をあたたかな光で包み込むようなデザインが特徴になっています。宿泊を中心とする「ホテルリソル」と、ワンランク上の「ホテルリソルトリニティ」の2つのブランドを主軸としていましたが、2022年9月1日には、コワーキングスペース付きの「ホテルリソルステイ秋葉原」がオープンします。この秋葉原を含めて全国に22店舗を運営していますが、2020年以降どんどんホテルを増やしているため、これからもっと増えていくものと思われます。

こんな人におすすめ
・ホテルでは仕事よりとにかくリラックスしたい
・女性
・ファミリー
・質の高い朝食を味わいたい

全館ロビーではアロマが香り、開放感がある空間づくりで、外の世界と明確な区別がなされているため、一歩館内に入るだけで一気にリラックスした気分になれます。金沢と那覇を除く「リソルトリニティ」ブランドのホテルには大浴場があり、ゆっくりと足を伸ばして旅の疲れを取ることができます。

客室ではサイズ感にゆとりを持たせたオリジナルの快眠ベッドを取り入れ(一部店舗は未導入)、枕や羽毛布団にもこだわり、快適な睡眠を提供しています。私はこのオリジナルベッドを採用している札幌と池袋に宿泊しましたが、シモンズ製を採用するホテルが多い中でオリジナルを採用するだけあってベッドに入った瞬間から一味違った格別の気持ちよさを味わえ、翌朝もスッキリ目覚めることができました。1滞在につき1本、ペットボトルのお水のサービスがあり、旅先での水分補給に役立ちます。

「女性にやさしい」もコンセプトの1つとしており、札幌、池袋、博多にはレディースフロアがあります。レディースフロアでは女性向けの充実した備品とアメニティが用意されており、その他の店舗でも入浴剤や女性限定でフェイスアメニティセットを用意しています。

各店舗でこだわりの朝食も提供しています。一部店舗ではイタリアンレストラン「イル・キャンティ」とコラボをしており、本格イタリアンレストランの中でシェフが作る美味しい朝食バイキングを食べることができます。

未就学のお子様は添い寝無料、キッズ専用アメニティがあるなど、ファミリーでも泊まれるビジネスホテルです。実際、私が札幌に宿泊した際には多くのファミリー客が宿泊していました。

私の「ホテルリソルトリニティ札幌」宿泊記はこちら↓

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まとめ 迷ったらこの5つから選ぶ

ここまで5つのホテルチェーンについてご紹介しました。どれも「大当たりは約束できないまでも、失敗はない」というチェーンです。アパホテルや東横イン、リブマックスなど大手で店舗数が多いホテルチェーンもある中で、私の宿泊経験から本当におすすめできるホテルチェーンTOP5を厳選しました。ヴィラフォンテーヌ、カンデオ、リソルグループは店舗数は多くありませんが、旅先、出張先にもしあればぜひ泊まっていただきたいホテルです。

楽天などの宿泊予約サイトで、宿泊先のエリアを選び、これらのホテルが出てきたらこのいずれかを選んでみることがおすすめです。私自身、いつも楽天トラベルを利用しています。クーポンの豊富さとサイトの使いやすさが他の宿泊予約サイトとは段違いです。宿泊料金順に並び替えたり、検索結果のホテルを一覧だけでなく地図上に表示できるため、立地がわかりやすく選びやすいのが特徴です。

今回の記事をご参考に、旅の目的や趣向に合わせて、ビジネスホテルを使い分けてみてくださいね。