注目キーワード
  1. 京都
  2. ハピタス
  3. 楽天
  4. 札幌

京都の宿選びのポイントは”立地”各エリアのメリットとデメリットを紹介

「京都は宿が多すぎてどう選んだらいいかわからない」「京都駅近く、祇園どっちがいいの?」「そもそも土地勘がなくて地名を見ても近くに何があるかわからない!」

…と、京都の宿選びで悩んだことはありませんか?

京都の宿選びのポイントは食事、歴史、建物、お風呂、景色など様々ありますが、今回は“立地”という観点から解説します。
なぜ立地なのか?というと、どんな条件でどんな宿に泊まる場合にも必ず宿選びの条件に入る最重要事項だからです。

この記事では、京都市内各エリアの宿泊に関するメリット、デメリットを紹介し、あなたの宿選びのお手伝いをさせていただきます!

京都駅近エリア

烏丸口側と八条口側で多少雰囲気は変わりますが、特筆すべき大きな違いとまでは言えません。
ざっくりと言えば烏丸口側が観光地っぽく、八条口側が地元の人向けの雰囲気です。烏丸口側にはお土産店が多く、バスターミナルがあるのも烏丸口である一方、八条口側はホテルの他には塾やショッピングモールがあります。

<こんな人におすすめ>
①夜遅くに京都に着いた場合や、翌朝早くに別の場所へ移動する予定がある場合
②伏見稲荷大社へ行く予定がある場合
 京都から稲荷駅まで5分で行くことができ、朝の空いているうちに散策することができるのが強みです。
<メリット>
①多方面へのアクセスがいい
 JR、地下鉄、近鉄、市バスと様々な交通機関を利用できます。
②安く泊まれるホテルがたくさんある
 ビジネスホテルが多く、安くホテルに泊まりたいなら京都駅近くがおすすめです。
③お土産を購入する場所に困らない
 駅ビル、京都タワー周辺や京都駅地下街のPortaには飲食店、お土産店が並びます。
④コンビニやドラッグストアが多数
⑤飲食店が多数
<デメリット>
①京都らしさはあまり感じられない
②徒歩圏内に観光地がない
 京都タワーの他に駅から徒歩15分のところに東寺があるくらいです。
③夜遅くまで開いている店がほとんどない
 駅ビルやPortaなど多くの飲食店は22時には閉まってしまいます。周辺には居酒屋もわずかにあります。

京都駅の近くに泊まったらぜひ見に行っていただきたいのが、京都駅ビルの空中経路です!

夜間はライトアップも美しい

ライトアップされた京都タワーや京都の夜景を眺めることができます。

通行可能時間は10:00〜22:00です。新型コロナウイルス等の関係で時間変更の可能性もありますので、行かれる前にご確認いただくことをおすすめします。

祇園・四条エリア

祇園・四条という表現を使いましたが、この記事では具体的には四条烏丸から八坂神社周辺エリアということで解説します。

路地を1本入るとこんな景色も…

まずは、京都にあまり詳しくない方のために「そもそも祇園や四条ってどんなところ?」という基本のところから説明します。簡単に言えば繁華街です。カフェやお土産店、百貨店、飲食店が並びます。また、バーにスナックもあり、舞妓、芸妓がいるエリアもあります。

主要な観光スポットで言えば、お土産店や地元の食材が揃った“錦市場”や風情ある街並みが人気の“花見小路”、八坂神社などがあります。

花見小路(2019年秋頃)
<こんな人におすすめ>
①街歩きが好き
 このエリアは歴史ある建物や京都らしいお店が多く、街歩きが楽しいです!
②おしゃれカフェに行きたい
 抹茶スイーツをはじめとするおしゃれなカフェが集中するエリアです!
③夜は繁華街に繰り出したい
 居酒屋やバーもたくさんあります!
④翌日or前日大阪に行く
 阪急線が京都河原町駅や烏丸駅と大阪の中心部である大阪梅田駅を約45分で結んでいます。USJにも1時間ちょっとで行くことができます。
<メリット>
①空いている時間に八坂神社、清水寺に行ける
 八坂神社は徒歩圏内、少し離れると清水寺にも行けます!混んでいると舞台の写真を撮るのに一苦労ですが、空いている朝の時間帯にゆっくり散策できます。
②高台寺夜間拝観に行きやすい
 高台寺も徒歩圏内です。季節に応じて夜間のライトアップが美しい高台寺がおすすめです。京都駅近に泊まると帰りが遅くなってしまいますが、このエリアなら早めの夕食を済ませてからサクッと拝観して、すぐに旅館に戻れます。
③大阪、奈良、宇治方面へのアクセス
 前述の通り京都河原町駅から阪急線を使えば大阪までのアクセスも良好です。また、祇園四条駅から京阪線を使えば伏見稲荷大社や大阪方面へ、さらに京阪線の途中、丹波橋で近鉄に乗り換えれば奈良方面へ、伏見稲荷散策後にJRの稲荷駅からは宇治へ行くこともできます。奈良方面へは地下鉄四条駅から近鉄線につながるため、こちらも便利です。
<デメリット>
①繁華街のため治安に不安のある場所も
 このエリアの多くは繁華街のため、1日を通して人が多く、賑やかです。また“夜の街”と言えるエリアもあるため、夜間にお子様を連れて歩くには少し怖い通りもあります。ただ、路地を一本入るといかにも京都らしい上品で静かな雰囲気になる箇所もあるため、宿選びには周辺エリアの情報もあるといいと思います。
②とにかく歩く
 場所にもよりますが、駅やバス停は繁華街の中心や大通りに位置しているため、旅館がある住宅街エリアなどからは離れています。よって、人混みの中や目印の少ない住宅街の中などを10分以上は歩くことを覚悟していただく必要があります。初めての方は、道に迷うものだという心の準備もしておくのがおすすめです。

嵐山エリア

嵐山は京都駅からはJRで16分ほど、嵐電を使えば北野天満宮や広隆寺から来ることもでき、二条城や四条エリアからも地下鉄から嵐電へ1度の乗り換えで来ることができます。京都の公共交通というと、市バスの印象が強い方もいらっしゃるかもしれませんが、鉄道もとても便利です!

そして、あまり知られていないかもしれませんが、阪急電車を使えば大阪梅田から50分弱と好アクセスなんです!三宮からも1時間20分ほどです。大阪や神戸からはJRで一度京都駅に出るよりも早くて安いんです!

渡月橋はドラマや映画でも登場する有名スポット

嵐山の観光スポットといえば真っ先に浮かぶのがこの渡月橋ですよね!毎日多くの人々で賑わっています。天龍寺竹林の小径も嵐山を代表するスポットです。他にもグルメやお土産屋さんなども充実しています。

<こんな人におすすめ>
①京都市街地の喧騒から離れ、落ち着いた時間を過ごしたい
②自然と風情に囲まれた時間を過ごしたい
③お土産店をじっくり見たい
④京都グルメを楽しみたい
<メリット>
①嵐山散策に多くの時間を使える
②深夜まで明るい繁華街がないため、とても静か
<デメリット>
①市内観光地へのアクセスがよくない
 鉄道やバスが通っているとはいえ、少し距離はあります。
②宿泊施設の数やバリエーションが乏しい
③駐車場が少ない
 GWや紅葉シーズンは近隣の駐車場はあっという間に埋まります。車で行く場合にはチェックイン前後に駐車できる宿を選ぶなど工夫が必要です。
嵐山エリアでは、渡月橋の近くに花伝抄花筏といった、歴史と伝統ある美しい旅館があります。美しい川や庭園を眺めながらゆっくりと過ごせるのはこのエリアに宿泊する大きな強みです。

まとめ 京都の宿選びは立地がポイント

京都は各所に素敵なお宿がたくさんありますので、どのエリアでもきっとお気に入りのお宿を見つけることができるでしょう。そこで、立地が大きなポイントになります。立地次第で観光プランが大きく変わるからです。この記事を参考に、観光プランとお宿選びにお役立てください。

ホテルをお得に予約する方法はこちら↓
楽天トラベルでのホテル予約は“楽天カード×ハピタス”のコンビが最強

京都観光の主力となる市バスについてはこちら↓
京都市バスの一日券はどこで買える?購入場所まとめと使い方を解説