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京都市地下鉄バスの一日券を買える場所まとめと使い方を解説

京都観光で欠かせないのが京都市バスです。路線の数が多く、京都市内のたいていの主要観光地へ行くことができます。京都駅の南側にある東寺、伏見稲荷大社、東福寺にも路線が伸びていますし、市内中心部からは少し離れた、嵐山、嵯峨野、太秦、苔寺・鈴虫寺、広隆寺、上賀茂神社といったエリアまで、1日乗車券1枚で行くことができます。貴船や鞍馬、比叡山観光の拠点であり瑠璃光院に近い八瀬、そして三千院のある大原エリアへは路線自体は通っていますが、追加運賃が必要になります。

この記事では、そんな便利な京都市地下鉄バスの1日乗車券について、購入場所と使い方を解説します。

※バスのみの一日券は2023年9月末をもって廃止となりました。追記時点(2023年11月末)では、フリーパスタイプの乗車券は地下鉄のみの一日券(800円)、地下鉄とバスが利用できる一日券(1,100円)の2種類のみとなっています。

一日乗車券の購入場所

一日乗車券は、市バス、地下鉄の案内所、地下鉄駅窓口、地下鉄券売機、定期券発売所、市バス営業所など多くの場所で販売しているほか、バス車内でも販売しています。しかし、バス車内では数に限りがありますし、下車時に購入手続きをしていると時間がかかって他のお客様にも迷惑がかかってしまうことが考えられるので、できれば事前に購入しておくといいと思います。

地下鉄とバス両方利用できる一日券は地下鉄券売機では購入不可となっています。駅窓口での販売です。

市バス、地下鉄の一日乗車券の購入場所として京都初心者の方にわかりやすく、観光に便利な2ヶ所をご紹介します。

京都駅前

バス総合案内所

JR京都駅中央口の目の前にあります。中央口は目の前に京都タワーが見える方の出口です。バスのロータリー付近まで出ていただき、右手にある屋根がアーチ状の建物なので特徴的でわかりやすいと思います。その目の前には券売機があり、そこでも購入可能です。

新幹線中央口から出てきた場合には、改札を出て右へ進み、在来線の改札前を通って階段を降ります。階段を降りている途中で目の前に「松本旅館」という文字が見えたらその階段で正解です。階段を下まで降り、右を向くとバスロータリーがありますので、そちらへ進んでください。

営業時間:7:30〜19:30
こちらは夜の画像ではありますが、このように京都タワーに向かって、写真右下にあるアーチ状の屋根のある建物が総合案内所です。写真下中央のあたりに券売機があります。

京都総合観光案内所(京なび)

新幹線改札から出てきた場合にはこちらの方がわかりやすいかもしれません。こちらは、京都駅ビル2階の南北自由通路沿いにあります。新幹線中央口や在来線西口を出て右に進み、お土産店などと同じ並びにあります。

京都の観光スポットのパンフレットや京都全体や各所のマップを入手することもできるので、京都に着いたら最初に立ち寄ってみるのもおすすめです。

営業時間:8:30〜19:00

八条口地下券売機

穴場なのですが、八条口の東側、マクドナルドの横の階段を降りて行ったところに券売機があります。
ここで、地下鉄バス1日券を購入することができます。
バス1日券なら烏丸口にあるバスターミナルの券売機でも購入可能です。

例えば、早朝に夜行バスで到着した場合などにはここしか買える場所がないのでおすすめです。

烏丸御池駅

烏丸御池駅構内にある案内所で購入可能です。案内所は北口の改札を出て少し右へ進んだところにあります。地上から買いに訪れる際には、1番出口から駅に入ってくると一番近く、スムーズです。

烏丸御池駅は地下鉄東西線と烏丸線が交差する駅であり、路線バスの多くもここを通るため、観光の起点ともなる駅です。周辺には旅館やホテルも多く立ち並んでいるため、この近くに宿泊する場合には、ここで購入するのをおすすめします。夕方に翌日利用分を購入するということも可能です。

営業時間:7:30〜19:30

路線図ももらえる

一日券を購入すると観光のプランニングに便利な、バスと地下鉄のこのような路線図をもらえます。
皆様がご利用になる際には更新されて新しいものになっているかもしれません。

路線図だけでなく、バスの乗り方や一日券の使い方、乗り換え早見表、主要停留所の乗り場案内図も乗っています。
四条河原町や三条京阪前といった多くのバスが通る停留所では、方面ごとに停留所を分けているので、この乗り場案内図を見て確認しておくことが大切です。

一日乗車券の種類

バス一日券

<発売価格>
大人:700円 小児:350円

市バス、京都バス、JRバスの均一運賃区間内のバスが1日中乗り放題になるチケットです。乗車1回あたりの運賃が230円なので、エリア内で4回以上乗車する場合にはお得になります。

比叡山観光の拠点であり瑠璃光院に近い八瀬、大原はエリア外となります。後述の地下鉄・バス一日券を利用すればエリア内になりますので、これらのエリアの観光にはそちらが便利です。

このチケットを提示すれば、「よしもと祇園花月」「東映太秦映画村」「京都鉄道博物館」「京都市京セラ美術館」で優待割引を受けることができます。

詳細はこちら:https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000028337.html

地下鉄・バス一日券

<発売価格>
大人:1,100円 小児:550円

京都市営地下鉄全線、京都市バス全線、京都バスと京阪バス、西日本JRバスの一部区間に1日何回でも乗車できます。バス一日券ではエリア外になっていた大原や山科が乗り放題エリアに含まれています。場所次第では、バスのみよりも地下鉄とバスを組み合わせる方が移動時間の短縮になる場合があるので、路線図を見ながら事前に計画を練っておくといいと思います。

京都市内の寺社、観光施設、飲食店など約60ヶ所でこの券を提示すると、割引などの優待を受けることができます。うまく利用すれば地下鉄やバスを1〜2区間程度しか利用しない場合でも、この優待割引で一日券代の元が取れるかもしれません。

なお、これらの一日券では貴船、鞍馬方面はエリア外となり、別途運賃が必要になります。

詳細はこちら:https://oneday-pass.kyoto/

一日乗車券の利用方法

最初の乗車で機械に通せばOK

1回目の乗車時にカードを運賃箱のカード挿入口に通します。後払いのバスの場合には下車時に通せばOKです。この機械に通すと裏面に日付が印字されますので、2回目以降の乗車の際には、精算時にドライバーにその日付を見せれば、それが精算の代わりになります。

地下鉄・バス一日券で、初めに地下鉄を利用する際には紙の切符と同じように改札への入場、出場の際に自動改札機に通せば利用できます。2回目以降も機械に通す点がバスと異なりますのでご注意ください。2回目以降がバスの乗車になる場合には、裏面の日付をドライバーに見せればOKです。

交通系ICカードも使える

SuicaやPASMOといった、全国の交通系ICカードも利用可能です。しかし、それを一日券として利用することはできません。バスや地下鉄の利用が少ない場合には、切符の購入や運賃の現金精算の手間がないため、ICカードを利用するとスムーズに乗降ができます。

まとめ

この記事では、京都観光できっとお世話になる京都市バスの利用方法について解説しました。一日券を利用することで、運賃がお得になるだけでなく、さまざまな優待も利用できることをご理解いただけたのではないでしょうか。

京都へのご旅行の際にはぜひ、一日券を利用してみてくださいね。

京都への旅行については他の記事でも解説しています。ご興味を持っていただけたらそちらもご覧ください。

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