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これを選べば喜ばれる!京都で人気!食べ物のお土産おすすめ7選

「京都のお土産を見ているのは楽しいけれど、いざ買うとなると何を買ったらいいのか困るな…」
これは私が京都に行くたびに悩むことです。実はこの記事を書いている今も。

私は京都が好きで毎年複数回京都に行っています。そこで自分で買って食べたり、ホテルの方やお土産店の方に聞くなどして多すぎて選ぶのが難しい京都のお土産から、やっとのことで7つに絞り、記事にまとめることができたのです。

この記事は今の自分の知識と経験の結集ではありますが、もしかしたら自分が知らないだけで、他にも魅力的なお土産やお菓子などはたくさんあるんだろうと思っています。皆様のおすすめも、記事の最後のお問い合わせから教えていただけたら嬉しいです。追記していきたいと思います。

<この記事はこんな方におすすめ>
・京都初心者でお土産についての知識があまりない方
・京都初心者の方に渡すお土産を探している方

京都初心者の方や、京都初心者へお土産を渡す予定の方に向けた記事になっているため、取り上げているお土産は有名どころのものが多くなっています。

それでは、順番にご紹介していきます。

京都北山マールブランシュ 「茶の菓」「生茶の菓」

近年人気上昇中でもはや京都土産の定番となったのが、マールブランシュの「茶の菓」と「生茶の菓」です。

「京の美意識を活かした洋菓子」をテーマに、洋菓子と京都の抹茶を融合させたお菓子を製造、販売しているマールブランシュの主力商品がこの2つになっています。

「茶の菓」はこだわりの宇治茶を口どけの良いラングドシャに焼き上げ、ホワイトチョコレートを挟んだお菓子です。口の中でラングドシャとチョコレートが溶け合っていく食感がたまりません。

「生茶の菓」は宇治のお濃茶を使ったフォンダンショコラです。風味や食感全てに「生」を追求して作られているため、しっとりなめらかな口あたりと、ふんわりと広がっていくお茶の香りが気分を落ち着かせ、リラックスさせてくれます。食べる前に1時間程度冷やしておくのがおすすめです。冷やすことによって、味の深みと食感が一層際立ち、生チョコレートケーキのような食感を生み出します。濃厚なお濃茶の香りとホワイトチョコレートの甘味が混ざり合って生まれるコクと風味で、京都と西洋の融合を大いに感じていただけることでしょう。

本店は北山にありますが、清水坂や嵐山、祇園といった人気の観光スポットに加え、京都駅周辺にも数店あります。大丸や高島屋、伊勢丹といった百貨店内にもあり、一部では店舗限定商品も販売しているため、一度の京都旅行で複数店舗を回ってみるのもおすすめです。

マールブランシュは季節限定で色々な限定商品を出しています。執筆時(2022年6月)はパンナコッタやジュレといった夏限定商品を販売中です。以前「茶の菓」をあげて喜ばれたという方には、このような限定商品を渡してみるのもいいかもしれません。

「茶の菓」「生茶の菓」については以下の記事でもっと詳しく解説しています↓

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公式HP:https://www.malebranche.co.jp/

満月 「阿闍梨餅」

生八つ橋の裏に隠れがちのような印象ですが、数十年もの間根強い人気があるのが「阿闍梨餅」です。

満月は1856年創業の和菓子メーカーです。「阿闍梨餅」は二代目が大正時代に開発しました。餅粉をベースに、卵などの様々な素材を混ぜ込んで作られた生地に丹波大納言小豆のつぶあんを包んで焼いた半生菓子であり、しっとりもちもちとした皮とあんの風味の調和が見事な逸品です。

公式HP:http://www.ajyarimochi.com/

美十「京ばあむ」

修学旅行生に大人気なのが「京ばあむ」です。その名の通り、抹茶を使用した京都らしいバームクーヘンになっています。国産小麦100%と京都産の豆乳を合わせたスポンジ生地を宇治抹茶と煎茶をブレンドした抹茶生地で挟み込み、見た目も美しい三層のバームクーヘンです。

直営店は清水、祇園、京都タワーの3店舗です。京都タワー店では、食べ歩きにおすすめの「京ばあむソフト」が、祇園店では「食べ歩き京ばあむ」といった、食べ歩きに便利な限定商品を販売しています。お土産の「京ばあむ」はこれらの直営店以外でも京都市内各地のお土産店で購入することができます。1つ1,296円という、安すぎず高すぎないちょうどいい価格もウリです。

公式HP:http://kyobaum.shop/#home

伊藤久右衛門 「抹茶スイーツ」

商品が豊富であるため、伊藤久右衛門だけは具体的な商品名でなく、ジャンル名でおすすめしました。伊藤久右衛門は上質な宇治茶で有名なお茶屋さんです。始まりは江戸時代の後期で丁寧に作られた上質なお茶は多くの有名寺社の御用達として知られています。宇治の優良茶園と契約し、機械摘みが主流の現在でも、一流の職人による手摘みの一番茶を収穫したその日のうちに蒸し、加工するというこだわりです。京都のお茶のメーカーでは珍しく、茶そばを販売しています。

お茶に非常に強いこだわりがあるメーカーなので、やはり「抹茶」「玉露」「煎茶」といった商品が看板的なお土産になっています。「本格的な美味しいお茶を自宅でも味わいたい」と思った方は、伊藤久右衛門のお茶をぜひ買ってみてくださいね。
もちろん京都ならではのグリーンティもスタンダードなタイプと濃いめのタイプが選べて、飲み比べも楽しいです。

伊藤久右衛門では、熟練の職人が作った石臼挽きの抹茶を使用したスイーツのバリエーションが豊富です。生チョコレートに大福、ロールケーキにラングドシャ、あんみつにもなかと、代表例を挙げるだけでも和洋のジャンルを問わずこれだけの種類があります。ちなみに、マールブランシュのラングドシャ「茶の菓」と伊藤久右衛門のラングドシャの違い中に挟まっているチョコレートです。「茶の菓」はホワイトチョコレートを使用しているのに対し、伊藤久右衛門では抹茶チョコレートをサンドしています。ラングドシャなどの抹茶を使った洋菓子は街中で多く見かけますが、お土産向けの大福やもなかは比較的珍しいのでおすすめです。

さらに、伊藤久右衛門では抹茶を使ったお酒を販売しているのも、とても珍しい特徴です。日本酒、梅酒、ワインというラインナップになっています。日本酒は伏見の純米酒を使用、梅酒に使用する梅は城陽市の希少な「城州白」を使用するといったように、地元京都産の食材を使用しているため、抹茶との相性の良さを感じることができるでしょう。

宇治に本店があり、京都駅、祇園四条という交通の便のいい場所に直営店があります。宇治本店とJR宇治駅前、祇園四条のお店は茶房を併設しており、パフェをはじめとする抹茶スイーツや茶そば、抹茶カレーうどんを味わうことができます。

茶そばはお取り寄せができます。暑い夏にはざるそばとしていただいたり、茶そばを使って大晦日の年越しそばをいつもと違った彩りにしてみては?

公式HP:https://www.itohkyuemon.co.jp/

中村藤吉本店「濃いめの抹茶チョコレート」

中村藤吉本店は1854年創業という150年以上の歴史があり、「中村藤吉」は創業者のフルネームです。1913年には抹茶挽臼の電動化に成功するなど、お茶業界の技術革新を引っ張ってきました。宇治にある本店の建物は「明治期の茶商屋敷の代表的な建物群」として、平等院店は「江戸期からの宇治を代表する料亭旅館菊屋の遺存建物」として重要文化的景観に選定されており、京都のお茶づくりの歴史と伝統を感じる建物の中でお土産選びを楽しむことができます。

中村藤吉本店でもやはり抹茶や煎茶などのお茶を販売しています。ほうじ茶、玄米茶、くき茶、そして中村藤吉にしかない独自ブランドの中村茶など、お茶作りの技術を駆使して作られる多様な商品ラインナップです。

お土産として一番おすすめなのは「濃いめの抹茶チョコレート」です。その名の通り、お茶の濃厚な風味を味わえるチョコレートになっています。単にお茶の含有量を増やして濃くするとエグ味、雑味、渋味が出てしまいます。それらが出てこないような品のあるお茶を丁寧に選定し、お茶に合うホワイトチョコレートの開発に手間暇をかけ、ようやく誕生した商品です。濃厚なお茶の風味とそれを引き立たせて決して邪魔をしないながらもきちんと甘さを感じられるチョコレートとの最高のコンビネーションがお口の中で繰り広げられる至高の逸品です。

他には、帰りの新幹線内やホテルのお部屋でも手軽に食べられる「抹茶ゼリイ」、フィナンシェやガトーショコラといった、お茶を使った洋菓子の多彩なラインナップです。もちろん、団子やようかんといった和菓子もありますので、あなたに合う一品がきっと見つかりますよ。

JRの宇治駅前に本店があり、平等院や京都駅、大丸に直営店があります。また、京都府外では阪急梅田とGINZA SIXの中にも直営店があるため、大阪や東京に住んでいる人はそちらも便利です。本店、京都駅、銀座のお店はカフェを併設しており、お茶を楽しみながらスイーツを味わうこともできます。お土産品であれば、品数は限られますが直営店でなくてもお土産店や駅の売店などで買うことも可能です。

公式HP:https://www.tokichi.jp/

ジュヴァンセル 「さがの路」

ジュヴァンセルは枠にとらわれず、多様な独自商品を製造、販売している洋菓子メーカーです。京都らしく抹茶を使った洋菓子もありますがそれはほんの一部、抹茶にとどまらず京都らしい品のある洋菓子を販売しています。

中でも大人気看板商品の「さがの路」は、チーズケーキの中によもぎと柚子の大福餅を閉じ込めて笹の葉で包んだ逸品です。濃厚なクリームチーズの香りと大福の優しい食感が、ほっと一息つかせてリラックスさせてくれます。オープン以来のロングセラーで根強い人気がある商品です。

烏丸御池に祇園、京都伊勢丹と高島屋、桃山に店舗があります。祇園はカフェになっていて、お土産の購入だけでなく、洋菓子を食べることも可能です。

「さがの路」は賞味期限が製造日から2日間と短く、冷蔵保存が必要なため、現地で買う場合には旅行最終日に買うのがおすすめです。温度管理にも注意を払う必要があります。「そんなに気を使っていられないよ!」「京都から自宅までの持ち運び時間が長いから心配」という方はオンラインでの購入も可能ではありますが、私は買ったその日に現地で、あるいは帰りの新幹線内などで食べることをおすすめします。買ってすぐの方が絶対においしいです。

「さがの路」以外には、抹茶の生地に黒豆を忍ばせてしっとりと焼き上げたクグロフの「翠一福」、国産の栗と黒豆を使い、竹で包んだパウンドケーキの「竹取物語」が代表的です。こちらもぜひお試しください。

「生八ツ橋」は季節限定ものがおすすめ

「生八つ橋」はメーカーが乱立し、どこも似たような商品を出しているため、大きな違いはありません。シナモンで味付けしたニッキはどこも看板商品ですし、抹茶、チョコレート、いちごといったフレーバーは各社販売しているので、ほとんどの方が一度は食べたことがあるでしょう。

そこで、一風変わった生八つ橋や季節限定ものを買ってみるのが面白いかもしれません。

聖護院八つ橋総本店からは、あんこなしの生地だけの生八つ橋が販売されています。米粉、砂糖、シナモン(ニッキ)の優しい自然な味わいと食感を楽しめます。

「京ばあむ」を手がける美十というメーカーから販売されている「こたべ」はお子様やお一人暮らしの方、ちょっとずついろいろな味を食べたい方におすすめです。
「こたべ」は一口サイズの小さい生八ツ橋です。味もいろいろあり、箱も小さくでかさばらないので気軽に買えるお土産ですよ。

桜、栗、桃といった季節限定ものも見逃せません。各社が季節限定のものを販売しているので、まずは興味のあるものから買ってみるといいと思います。

生八つ橋はお土産店であればほとんどどこでも売っています。デパートや駅ナカなどでも買うことができる、とても手に入りやすい京都土産の1つです。

京都に行けない方はふるさと納税で取り寄せよう!

ここまで京都のお土産をご紹介しましたが、実は京都市のふるさと納税の返礼品の中に今回ご紹介した洋菓子や和菓子が複数あります。

・美十の「京ばあむ」と生八つ橋の詰め合わせセット。
・伊藤久右衛門の「ティラミス」

京都に行きたいけれど行く機会がないという方は、ふるさと納税でお取り寄せしてみてはいかがですか?ついでに節税ができてしまうかもしれませんよ。

京都への旅行ならこちらも要チェックです!

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