クレジットカード選びには必ず押さえるべきポイントがあります。
選び方1つでマイルやポイントの貯まり方に数倍の差が出ます。交通系ICカードや電子マネーとの連携のさせ方次第で、その差は大きく変わります。
クレジットカードをちゃんと比較して選べば効率よくマイルやポイントを貯めることができ、飛行機や新幹線の座席にホテルの客室のアップグレード、空港のラウンジの利用など、お金持ちでなくても上質なサービスを簡単に受けられるようになります。
この記事では「カードの選び方がわからない!」という方に向けて普段の買い物や旅行をよりお得に楽しめるようなカード選びのやり方をご紹介しています。
「気がついたらカードが増えすぎてしまった!」という方にとっても、お読みいただければカードを減らしていく基準になるかと思います。
クレジットカードの選び方のポイント
よく行く旅行形態で選ぶ
よく利用する宿泊予約サイトと相性の良いカードを利用すると還元が良くなります。例えば、楽天トラベルなら楽天カード、じゃらんならリクルートカードなど、宿泊予約サイトには相性の良いカードが存在するのです。
車が好きで、通勤にも旅行にも鉄道は使わない!車を使う!
という方なら鉄道会社系のクレジットカードは不要でしょう。
ガソリンスタンド系のカードがあればガソリンを会員限定価格で入れることができ、ロードサービスなども付帯しています。
よく使う航空会社と相性の良いカードを選ぶ必要はありますが、飛行機をよく使うならJALやANAのカードでマイルを貯めるとお得になります。
ちなみに、ハワイではJCBカードを持っておくと、無料のトロリーやレストランの割引など多くの特典が受けられます。
詳しくはこちらのサイトに載っています↓
https://manekai.ameba.jp/creditcard/jcb/hawaii/
以上のように、よく行く旅行形態でカード選びが大きく変わることがわかりますね!
年会費無料のもの・ポイント還元率の高いもの
「カードを作るときに年会費が一番気になる!」
「ポイントがたくさん貯まるカードが欲しい」
という方も多いのではないでしょうか?
一概に言えませんが、だいたいのケースでは、年会費が無料の代わりに付帯サービスやポイント還元率が低く、年会費がかかる代わりに良いサービスを受けることができてポイント還元率が高いというように、年会費が高いほどサービスも良い傾向にあります。
しかしながら使い方次第ですが、年会費無料でもで高い還元率を得られるカードや、年会費がかかっても使い方次第で簡単に回収できるカード、条件を満たせば年会費が無料になるカードなど様々…
まずは年会費無料のものを使ってみるのがおすすめです。
年会費無料のカードなら、仮に使わなかったとしても何も損することはないのでノーリスクですね。
入会キャンペーンにも注目です。
多くのクレジットカードでは、期間限定も含めて、「新規入会で〇〇ポイントプレゼント」といったキャンペーンを行っています。逃さないようにしましょう。
私のおすすめは楽天カードです。
普通カードなら年会費永年無料で、使用頻度や金額、他の楽天サービスの利用状況に応じて楽天市場での還元率が上がったり、楽天トラベルで割引クーポンが出たりと、年会費無料の割に多くのメリットがあります。
ここで稼いだポイントを楽天トラベルで利用し、安くいいホテルに泊まるようにしています。
私は最初は年会費無料の普通カードを1年程度使用し、楽天サービスの利用頻度を考慮した結果プレミアムカードに変更しました。
まずは無料のものから様子を見てみるというのがベストな選択ですね!
詳細とお申込みはこちら↓
楽天カードのお得な活用方法についてはこちら↓
楽天トラベルでのホテル予約は“楽天カード×ハピタス”のコンビが最強
住まいの路線で選ぶ
普段利用する鉄道会社系のクレジットカードは持っておきたいです。
例えば、JR東日本の沿線にお住まいなら「VIEWカード」といった具合です。
そして、最も重要なのが「交通系ICカードは相性のいいクレカと連携するのが基本」ということです。
Suicaを使う人ならVIEWカード、PASMOを使う人なら私鉄系カードと連携させましょう。
理由はICカードにクレカチャージでポイントを二重取りできるからです。
関東エリアの鉄道ならたいていはJR区間をSuciaで乗車した場合、私鉄をPASMOで乗車した場合に
「乗車ポイント」が貯まります。
この「乗車ポイント」に加え、クレカチャージの決済で貯まるポイントの二重取りができるというわけです。
特にJRを使う人なら、SuicaはICカードではなく、モバイルSuicaの利用がおすすめです。
乗車ポイントがカードなら200円で1ポイントなのに対しモバイルSuciaなら50円で1ポイント貯まるなど、お得な要素が非常に多いからです。
よく利用する鉄道会社のクレジットカードを作ることで駅ビルでの買い物にもメリットがあります。
JRの駅ビルならJR東日本の「JREポイント」が貯まります。
VIEWカードはJREポイントカードを兼ねているため、買い物の際にカードを提示してポイントゲット、さらにカード決済によるポイントと二重取りができます。
ICカードを持ち歩くのはもう古い!モバイルSuicaを使うべき理由
よく使う場所で選ぶ
例えば、みなさんがよく使うスーパーやドラッグストアはどこ?でしょうか?
そのお店が何のポイントの加盟店かによって選ぶべきカードも変わります。
旅行に関するポイントで言うと、やはり楽天ポイントかPontaポイント、Tポイントが大きく関わります。
楽天ポイントは楽天市場や楽天トラベルで、Pontaポイントはじゃらんやホットペッパーで、TポイントはYahoo!トラベル、ENEOSなどで使えるため、普段使うお店と自身がよく使う旅行サイトなどを関連させることでお得度が増やせます。
楽天ポイントなら楽天カード、Pontaポイントならリクルートカードなど、TポイントはTカードやYahoo!カードなどを関連させられます。
その他にも、JALカードには「特約店」と呼ばれるショッピング利用でマイルが2倍貯まるお店があり、(例えばイオンやトヨタレンタカーなど)イオンをよく利用する方はJALカードで済むかと思います。
カードは何枚持つのが適切?
カード所有の適切な枚数は生活パターンによって変わるため個人差がありますが、絶対に意識すべきことは「必要以上に持ちすぎないこと」です。
使う先や還元率が高いものに合わせてたくさんカードを作りすぎてしまっても、ポイントが分散してしまってお得感を得られないからです。
私は楽天、ビックカメラsuica、JALカードの3枚に絞っています。
いわゆる楽天経済圏を作り、普段の買い物でポイント加盟店と2倍店をなるべく利用するようにしています。
食品以外の買い物はなるべく楽天市場を利用し、高いポイント還元を得ています。
公共交通機関はモバイルsuicaを利用し、家電量販店はビックカメラを利用します。
モバイルSuicaへはビックカメラSuicaカードからのクレジットチャージです。
街中での買い物や外食もsuicaを利用します。
JALカードはCLUB ESTに入会し、ショッピングマイルが2倍貯まるようになっています。
飛行機は当然JAL利用、JMB WAONと連携させてスーパーはイオン系列を利用し、普段の買い物でもマイルを貯めています。
以上のように、クレジットカードを選ぶポイントは多岐にわたります。
・ライフスタイルに合ったものを選ぶ
・まずは年会費無料のものを使ってみる
この2つのポイントを押さえておけば、クレジットカード選びで失敗することはないでしょう。