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旅行会社の営業から転職を考える20代がエージェントを使うべき理由

新型コロナウイルスの発生から2年、Gotoトラベルキャンペーンで盛り上がったり、昨年秋から12月頃までは通常に近いくらいに旅行需要が戻り、活気を見せましたがオミクロン株の拡大でまだまだ先行きが不透明な状況が続きます。

旅行業界で働く人々にとっては苦しい2年間となりました。まだまだこの先もどうなるかわからない状況の中、なんとか踏ん張っていることと思います。

このような状況の中で、旅行業界、航空業界からは安定を求めて多くの人材が転職によって流出していきました。
この記事を読んでいるあなたも、きっと転職について悩んでいることと思います。

この記事では、転職を考える旅行業界で働く人々に向けて

・最適な年収アップの方法
・転職にエージェントを使うべき理由
・旅行業界で働いてきた人の強み

これらについて解説します。

この記事を読んで、「転職しよう!」と行動を起こしていただくきっかけになれば嬉しいです。
一方で、「いや、まだまだこの仕事が好きだ。ここで頑張る。」と決意を固くしていただくきっかけになったとしても、それも同じくらいに嬉しいです。

ぜひ最後までお読みいただき、この2年間を振り返り、今後の人生を考えるきっかけにしてみてくださいね。

※マイナビのプロモーションを含みます。

旅行会社の営業はつらいですよね

私は以前、旅行会社で法人営業、教育旅行営業を担当していました。

営業所内はというと、常に全員が忙しそうにしていてバタバタ、ピリピリした空気が漂っており、新人や若手社員は先輩に質問しづらい雰囲気でした。そのため若手社員の仕事は進みません。
中堅以上の社員は若手以上の仕事を抱えており、経理などの社内決裁システムが古いままなので請求書1枚発行するにも数日かかるスピード感のために残業は当たり前です。
その一方、働き方改革のために残業時間に厳しい制限がかかり、結果的にサービス残業が増えるか、業務の質が落ちる始末となっています。社内のスピード化を図る前に社員への締め付けを厳しくしてしまったため、社員が苦しむ結果となっているのです。

さらに、執筆現在では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で旅行業界全体の収益が落ち込んでいることから、業務量は変わらないにも関わらず残業をつけられず、基本給やボーナスカットでさらに苦しい状況になっています。

私も、多すぎる会議、何のためなのかわからない報告業務、売上至上主義、年功序列、何をするにも上司の許可が必要など、生産性の低い現場を経験してきました。
就活の時には「新しい風を入れてほしい」と言われて入社するのですが、いざ入ってみると「先輩や上司の言う通りに働け」と言われるのが現実です。
「世の中の人々の役に立つ仕事がしたくて旅行業界に入ったのに、このままではそれすら忘れ、日々の業務に忙殺されて人生が終わってしまう。人として大切なものを見失いそうだ」
このように感じて転職を決意したのです。

「旅行業界の営業職はきつい」という一般的なイメージがあるようで、私はすんなり転職に成功しました。

正社員に安定を求める時代の終焉

正社員のメリットは年々少なくなっている

かつては、社会保障や福利厚生が充実した大企業の正社員として定年まで勤め、退職金と年金で老後を暮らしていくことが王道とされてきました。そうすれば、お金の不安なく生活ができたのです。だからこそ、いい大学に入って、大企業に入社できれば人生は安泰と考えられてきました。

しかし、会社員の給料と年金だけでは現役時代も老後も、生活に十分なお金を得ることがとても困難な時代になりました。理由は以下の3つです。

・給料の低下
・少子化により社会保障が手薄に
・平均寿命の延びによる老後必要資金の増加

給料はこの30年間で下がっています。1989年に452万円だった平均年収は、2018年には433万円となりました。長く続く不景気により、物価をなかなか上げられない日本企業では、賃金の上昇を期待するのはこの先も困難であるという見方が強いです。
参考:https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-08-02.html

少子化で現役世代が減少し、年金を払う人が少なくなることなど様々な要因が重なって、もらえる年金は年々減少しています。この先少子化がさらに進んだとしても年金の財源は現役世代の収めた年金以外にもあるので、もらえなくなることは考えにくいのですが、もらえる額の減少はほぼ確実です。これに伴い、定年の延長、年金受給開始年齢の引き下げも行われています。
参考:https://mainichi.jp/articles/20220121/k00/00m/020/059000c

厚生労働省によると、2019年の平均寿命は男性が81.41歳、女性が87.45歳であり、これが2040年には男性83.27歳、女性89.63歳になることが推定されています。長生きするということはそれだけ生活資金が必要になるということの裏返しでもあります。老後貧乏にならないためにも現役の時から資金作りをしていく必要があります。
参考:https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-02-01.html

年収アップのために行動せよ

このように、正社員でいることのメリットは年々減少しています。それに加え、会社や部署にもよりますが、お金の面だけでなく心身の健康面でも問題を抱えやすいのが正社員です。
8時間×週5日という自分の時間を拘束され、複雑な人間関係、残業など正社員としての仕事1本のみだと身体的、精神的な苦しみが多くあります。人脈が広がらない上、職種にもよりますがその仕事で身につくスキルは一度その会社を出てしまえば全く役に立たないものである場合も少なくありません。

近年は投資や副業が当たり前になってきています。会社員としての給与収入以外の収入源を持ったり、固定費削減など家計管理によって支出を大きく減らすなど、資産作りをしていくための工夫がお金の面での安心を得るためには必要です。また、お金の不安をなくしておくと「本当に嫌になったらいつでも会社を辞めれる」という安心感に繋がり、精神的にかなり楽になるでしょう。

仕事で成果が出せなかった人が副業で大きな成果を出したり、思わぬスキルを発揮したり、多くの人々との新たな出会いによってお金や精神面の問題を解決しているケースは多くあります。その点で、副業は稼ぎの面でも、精神的にもメリットが多いです。

それでは、会社員をしながら副業によって収入を得ていくのが年収アップに一番最適な方法なのでしょうか?

年収アップの一番早い方法は転職

先に結論から言えば、会社員をしながら副業で投資の種銭を作り、投資で増やすのが現代の王道とされています。この場合の副業とは、休日に別のアルバイトをして給与収入を得ることではなく、事業を起こして事業所得を得ることです。
給与収入は働いた分確実にお金になりますがあくまでも時間の切り売りであり、爆発的に稼ぎが増えることはなく、働かなければ全く収入になりません。
一方で事業収入であれば、爆発的に増えることがあり、資産型の事業であれば働いている時間以外でも収入を生み出してくれる可能性があります。

しかしながら、副業で稼ぎを得られるようになるまでには相当の作業量と勉強量が必要なため、即効性という点には欠けます。

そこで、給与がより高い業界や会社、職種へ転職するのが一番早い年収アップの方法になるのです。あるいは、収入が同じでも残業がなく自宅近くで通勤に時間がかからないため、副業に時間を使える会社でもいいでしょう。

実際、転職によって年収が上がるケースは若い人ほど多くあります。平均年収が低い業界から高い業界へ転職するだけで年間数十万〜百万単位で上がることがあるのは事実です。

また、副業ありきで考えるのならば、正社員にこだわる必要もありません。
時給や日給で働く契約社員、派遣社員ならば休みを取りやすく、残業してしまうと人件費が大きくかかるためにこれらの社員には残業をさせない会社が多いです。また、大きな責任を伴う仕事を任されることが少ないため、家に帰った後も仕事のことをあれこれ考えたり、家で仕事をする必要がありません。

契約社員、派遣社員ならば仕事のことは仕事中だけ考え、それ以外の時間は他の好きなことに集中できるという生活パターンを作ることができます。契約社員、派遣社員でも、正社員よりも少ない労働時間で正社員よりも多くの給料をもらえるケースも少なくないのです。
「正社員でないと社会保険などの待遇が乏しい…」と感じる人もいるかもしれませんが、iDeCoの登場をはじめ、現在では正社員と契約社員、派遣社員の格差を埋める動きが加速しており、実際に以前と比べるとかなり埋まってきています。
また、正社員でも、フルフレックスや一部フレックス、完全出来高制や僅かな固定給と出来高制といったように、働く時間を自由に決め、出した成果に適した給料を出す会社も増えています。働きたい時に働きたいだけ働くスタイルが正社員でもできるようになってきているのです。これによって、成果が出ていても出ていなくても給料がほとんど変わらない従来の正社員とは違った働き方ができます。

とはいえ、業界や職種にもよりますが、いきなり派遣社員や契約社員に転職社員に転職するのは危険も伴います。仕事がなければ収入がなくなるからです。やはりまずは好条件で正社員に転職する方がベターな選択でしょう。

しかしながら、転職だけでは限界があります。30代を超えると転職自体が難しく、できたとしても初年度、2年目くらいは年収が下がることも少なくありませんし、年齢に関係なく転職で年収アップできたとしても大抵は数十万程度ですので、大差はありません。
収入源を増やすことがどうしても必要になってきます。

よって、生活に必要なお金を給与収入で得ながら自分のビジネスを持って稼ぎを増やし、それを資金に投資して増やしていくという流れが最適解となります。そのためには、副業をするための環境を整えることができる会社を選ぶことが重要です。

それでは、そのような会社はどのようにして見つければいいのでしょうか?

転職は必ずエージェントを利用する

転職エージェントで自分の市場価値を知る

まずは自分の市場価値を知ることが転職活動の第一歩です。
市場価値とは、自分の経歴やスキルであれば年収はどれほどになるのが適当であるのか、自分のスキルが求められるのはどのような分野なのかというような、市場が自分にどんなことを求めているかという視点から自分の価値をはかるものです。

当然ですが、自分で考えていてもわかるわけがありませんし、ネット検索しても出てきません。企業の採用担当者に聞いて回ることもできません。
そこで、転職エージェントを活用するのです。たくさんの転職希望者をみてきた上、様々な業界、企業の採用担当者と常に情報交換をし続けている転職エージェントの力を借りることによって自分の価値がわかります。
自分のことを客観的に分析してくれるため、自分では気づけない自分の長所や魅力、アピールポイントを知ることができます。

自分の価値がわかると、自分が求められているフィールドがわかり、あとは自分に合いそうな企業をエージェントのアドバイスをもとに選んでいくだけになります。自分を求めている会社に対してアプローチをしていくため、転職の難易度がグッと下がる上、ミスマッチの可能性も低くなります。

勘違いする人がたまにいるのですが、転職希望者は無料でエージェントを利用できます。転職に成功すると、希望者を採用した企業からエージェントに対してお金が支払われる仕組みです。エージェントとしては転職を成功させられないと売上にならないため、転職希望者の活動を成功させるために全力を注ぎます。

実は、旅行業界はきついという印象が世間一般のイメージになっています。業務量に対して賃金は低く、残業が多いという現実は世間に知れ渡っています。その中で営業を経験していたというだけで転職市場では大きな強みになります。そのような情報はエージェントからしかもたらされることはありません。自分で調べても考えてもわからず、転職サイトでも知ることはできません。

少し自分の経験を書かせていただくと、旅行会社の営業からの転職活動中、縁あって転職エージェントを利用した際、「旅行業界での営業経験者というのは営業職の分野では大きなアピールポイントになる。あなたの経歴ならもっと高い年収のところにすぐに入れる。今の仕事は経歴と能力に明らかに合ってない」と言われました。
実際に紹介された企業は3社でしたが、基本給だけで年収が1.5倍になる会社があり、ボーナスまで考慮すれば転職するだけで年収が2倍近くまで跳ね上がるという内容でした。

エージェントを頼ってみると、思ったよりも簡単に自分に合いそうな会社が見つかるケースはとても多くあります。エージェントに登録して、あとはついていくだけで転職の成功に導いてくれるため、とても頼りがいがあると言えるでしょう。

おすすめのエージェントは記事の最後で紹介しています。気になった方は最後までお読みいただいた後にリンクにアクセスしてみてください。

転職サイトを使ってはいけない理由

ここまでで転職エージェントを活用することの魅力はある程度理解していただけたと思います。
ここで「転職サイトを使った方が手軽で早いし、たくさんの会社から選べていいんじゃない?」という疑問を持つ方もいるかもしれません。

そうして転職サイトに登録している人に申し上げたいのは、「自分の人生を左右する転職活動を“手軽”に済ませて楽しようとしていいんですか?」「自分に合うかわからない会社の求人を眺めたり、履歴書を送って面接を受けるのは結局時間がかかりますよね?」です。

転職サイトではなく、転職エージェントを使うべき理由は4つあります。

①客観的に市場価値を知れる
②求人の質の違い
③履歴書作成代行
④面接のポイントやフィードバック

順番に解説していきましょう。

客観的に市場価値を知れる

前項の解説の通りです。自分自身について客観的に見るという視点はとても重要なポイントになります。何もかもエージェントの言いなりになるのは良くないのですが、転職先を決めるにあたって重要な判断材料や選択肢を提供してくれるのがエージェントです。

求人の質の違い

求人サイトに載っているのは、“とにかく人が欲しい会社”である場合がほとんどです。“未経験歓迎”などの文言が求人に入っており、応募条件があまり厳しくない会社が特にそれであり、求人サイトに載っている会社はそのようなものが多いです。
そのような会社は面接前のやりとりも雑であったり、面接前に自分の資料を何も見てこないなど、「誰でもいいからただ人が欲しい」というように感じる会社ばかりです。
「誰でもいいから人が欲しい」というスタンスの会社に入ったところで、明るい将来はあまり期待できませんよね。

もちろん、仕事の経験年数や業務経験の有無や実績などを応募条件に設定している会社もありますが、数万件の求人の中からそのような会社を見つけ、その中でさらに自分に合った会社を探し出すのはとても時間のかかる作業です。

エージェントに任せれば、“こんな経歴やスキルを持った人物をこのポジションに欲しい”というレベルにまで絞り込んだ上質で自分の経歴やスキル、やりたいことに合った求人を数日で出してくれます。

一度社会人を経験した状態で見る求人ならば、どんな内容のものが自分に合っていて、合っていないか見極めることは新卒での就活と比べれば簡単でしょう。

履歴書の作成代行

各社へ時間をかけて手書きしていた履歴書をデータで作成し、応募企業へ送ってくれます。

これによって、転職活動をスピードアップできるほか、面倒な履歴書作成の作業から解放され、面接等の準備に時間と労力を使うことができるようになります。

面接のポイントとフィードバック

これはとても大きなメリットではないでしょうか。

応募した企業の選考の特徴、面接時のポイント、面接後に企業の担当者から受けたフィードバックを伝えてくれます。

面接前に、「この会社は1つの話題について深く掘り下げていくのが特徴だから、答えに詰まらないように面接までに深く考える訓練をしておきましょう」「この会社は挨拶を重視するから会社に入るところから出る時まで、会った人には挨拶を欠かさないようにしましょう」というようなアドバイスを受けることができるのです。

面接後に自分自身のどこを評価してもらえたのか、足りないところはどこなのかを知ることでその会社の次の面接や他社の面接を受ける時にも活かすことができます。

ここで述べたことは自分で各社のHPから応募する際や転職サイトを利用した場合には受けられないサービスです。転職エージェントを利用しなければ受けることができません。

企業の採用担当者からのフィードバックは最強の自己分析ツールになります。これを受けないのは非常にもったいないと思います。

転職活動自体はノーリスク

「転職にはリスクがあるが、転職活動はノーリスク」と言う人がいます。
転職活動をした結果、転職しなかったとしても自身にネガティブな影響は何もありません。むしろエージェントと話すことで、自分では気づけなかった自分の魅力に気づくことができ、様々な業界の情報などの自分の知らない世界を知ることができます。

「やる」か「やらない」かの違いだけなのです。

もし、あなたが「頑張って入った会社だから」「親に申し訳ない」「転職怖い、決まらなかったらどうしよう」「新しい会社で仕事を覚え直すこと、人間関係が不安」などと考えて、嫌な会社に勤め続けているとしたら、それは自分を捨てて社会に自分の時間とスキルを搾取されているに他ならないのです。

たしかに、正社員として会社に留まってさえいれば今の給料とほぼ同程度は保証されます。コロナショックのような大きな出来事があっても、収入はゼロになることはありません。

しかし、安定と安心を求めて自分を失っていませんか?今あなたが所属している会社でしている仕事は本当にやりたかったことですか?今している仕事を続けていて、今も将来も本当に幸せだと思いますか?今のあなたの仕事は誰かを幸せにしていますか?自分の人生について真剣に考えることを放棄していませんか?

最初の2つの質問の答えがYes、その他の質問の答えがNoなら、今すぐ行動を起こすべきです。自分の送りたい人生を取り戻しましょう。

誰もが、一度も働いたことがない状況で就職活動をします。一度も働いたことがないのですから自分のやりたいことや自分に合った仕事なんてわかるわけがありません。北海道に行ったことのない人が、北海道を好きになることはないでしょう。できるわけがないのと同じです。でも、一度仕事をした今なら、新卒の就職活動をしていた時よりも自分のやりたいことや合った仕事、自分に必要な労働条件や福利厚生などを理解できています。

転職エージェントがきっとあなたを成功へと導いてくれます。
あとは、行動するだけです。

私のおすすめの転職エージェントはマイナビジョブ20’sです。
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