プリンススマートイン熱海は
「熱海駅近くでコスパのいいホテルないかな…」
と困っているあなたにおすすめのホテルです。
今回は熱海にあるシンプルなホテルのご紹介です。
「温泉に入らなくていいし、豪華な食事も必要ない。アクセスが良くて安く快適に泊まれればそれで十分」
このように考える方は少なくないでしょう。
熱海はご存知の通り超有名な温泉街です。
バブル時代に乱立した温泉旅館や温泉大浴場付きホテルが多いため、
・駅から徒歩圏内に旅館やホテルが少ない
・開業から30年以上の古い宿ばかりである
・周辺の飲食店の多くは昼のみの営業
このような不便な点がありました。
きっと、この記事を読んでいるということは、
「熱海に泊まりたいけど高い宿ばかりだな…」
と感じていることでしょう。
プリンススマートイン熱海は、熱海で安く、きれいな宿を探しているあなたにピッタリです。
この記事では、私が2022年7月に宿泊した際の記録を含めて、
プリンススマートイン熱海についてご紹介します。
2021年4月オープンの次世代型ホテル
プリンススマートイン熱海はビジネスホテルをベースとしながらも、令和の時代に合わせた様々な新機能が充実した次世代型ホテルです。
・スマート機能でコストカット
・ロビー階の無料ロッカー
・コワーキングスペース&ラウンジ
順番に解説していきます。
スマート機能でコストカット
機械で自動チェックイン&アウト
最近増えてきているスタイルですが、チェックインとチェックアウトを機械で行います。
宿泊料金は事前オンライン決済を基本とし、現地決済の場合はクレジットカード決済のみで、現金は不可です。
チェックインとチェックアウトに関してスタッフとのやりとりがあるのは、駐車場を利用の場合のみになります。
1泊1,000円の駐車料金の支払いはフロントでのクレジットカード決済のみで、現金の利用は不可となっています。
専用アプリを入れていれば、手持ちのスマホがルームキー代わりになり、ルームキー発行にかかるコストも無くなります。
宿泊客にとっては、ルームキー紛失のリスクがなくなって安心ですね。
このように、機械化による人件費削減、キャッシュレス化によって余分なコストをカットしています。
従業員が複数名常に動き回っているホテルよりも落ち着いた雰囲気を感じられました。
客室のスマート機能
客室のテレビで館内の情報を見ることができ、スマートスピーカーやスマートミラーの活用によって、客室内にあるホテル案内や宿泊規約が記載された冊子、チラシなどを削減しています。
客室内でフロントや他のお部屋と連絡を取るために使う電話も、固定電話でなくスマートフォンです。
スマート機能の活用により、冊子等の作成、配置、更新にかかる手間やコストをカットできています。
客室内のものが少ないため室内がシンプルになり、清掃が簡単に、そして宿泊客が快適に過ごせるという三方良しを実現しています。
単なるコストカットだけでなく、スマート機能の利用により、本来はなかった新たな機能も追加することができています。
例えば、スマートミラーからは簡単に音楽を流すことができますし、周辺の観光情報を調べることができます。
シャワーブースのみ
バス・トイレ別で快適さを追求しつつ、バスタブをなくし、シャワーブースのみとすることもコストカットにつながっています。
そもそも、ビジネスホテルで体を洗った後の浴槽にお湯を溜めて、浸かる人っているんでしょうか?
かつて主流であったユニットバスタイプでは、狭い浴槽の中でカーテンを閉め、体を洗うという苦行を強いられていました。
特に私は身長が185cmあるので、どんなホテルに泊まってもたいてい窮屈な思いをします。
プリンススマートイン熱海のシャワーブースは広々として、使い心地がとても良かったです。
客室のアメニティを最小限に
客室のアメニティはタオル類やスリッパ、ドライヤー、ソープ類くらいしかありません。
その他、館内着や歯ブラシは必要なものだけ、宿泊客自身でエレベーター前から持って行くスタイルです。
客室にはコーヒーやお茶、コップもありません。
コップが必要であればエレベーター前のアメニティーコーナーにあるものを持って行く必要があり、飲み物は館内にはありません。
ダブルルーム70室、ツインルーム54室、ユニバーサルルーム1室と、客室の種類を絞っていることもコストカットにつながっています。
ロビー階の無料ロッカー
1Fには無料で利用できるロッカーがあり、当日のチェックイン前からチェックアウトまで荷物を預けることができます。
チェックアウト後の預けはできません。
お昼には熱海に到着して観光してからチェックインという場合に活用できるのが嬉しいですね。
コワーキングスペース&ラウンジ
私がそうなのですが、客室のイスとデスクではなかなか仕事が捗らないのです。
客室のイスはあまり快適でないことが多く、デスクの上はものが多くなりがち、テレビという誘惑もある…という状況です。
この記事を読んでいるあなたも、出張でホテルに泊まっても、客室ではなく結局近くのカフェで仕事をしていませんか?
そんな時に無料で使えるコワーキングスペースがあると便利ですよね。
場所は1階のロビーです。
高速のWi-Fiがあり、コンセント付きのデスクタイプの席もあります。
イスもちゃんと快適で、とても使いやすかったです。
リラックスしたい時にはソファ席もありますので、ふかふかのソファで思いっきり休憩しましょう。
シンプルで清潔なお部屋
お部屋の内装は、スマートデバイスのおかげで物が少なく、
シンプルで落ち着いた雰囲気です。
隅々まで清掃が行き届いていて、安心して利用することができました。
きれいで落ち着いてホッとする、そんなお部屋になっています。
(物が少ない分、清掃もしやすいのかな?)
この2枚の写真をざっと見ていただいただけでも物が少なく、
部屋の面積に対して床が広々としているのがお分かりいただけると思います。
洗面台が表に出てきているのは珍しいですね。
そして、洗面台の横にはドライヤーとハンドタオル、バスタオルが置いてあります。
洗面台の鏡はスマートミラーになっていて、照明としての機能もあるほか、音楽を流すこともできますよ。
この洗面台の下には冷蔵庫もあります。
枕元のコンセントもバッチリです。
全室禁煙のため、タバコを吸わない人やお子様連れ、喘息持ちの方にとっては安心して宿泊できます。
ちなみに、喫煙室は1Fにありますので、タバコを吸う方にとっては、喫煙所を探す手間なくタバコを吸うことができますよ。
近年、全室禁煙のホテルは当たり前になってきましたが、お部屋で吸うことが当たり前だった時代にできたホテルなどでは喫煙所を設けていない場合もあるので、分煙がきちっとしているのはこのホテルの強みの1つです。
スマートな設備でシンプルな内装
スマートスピーカーやスマートミラー、スマートフォンの活用によって、室内に館内案内の冊子や広告、チラシがなく、物が少ないためシンプルで落ち着いた雰囲気になっています。
テレビで館内案内やWi-Fiのパスワードを確認することができます。
テレビの横にあるスマートスピーカーは目覚まし時計の代わりになるほか、天気などの様々な情報を見ることもできます。
快適な“バストイレ別”と“洗面台独立”
快適さと清潔感を高いレベルで実現するために工夫されていると感じさせるのが、
“バストイレ別”と“洗面台独立”です。
シャワールームやトイレの入口に段差がなくフラットなのもストレスがなくとても嬉しいつくりになっています。
ユニットバスタイプのビジネスホテルに宿泊した際に、
・排水溝に残った髪の毛
・洗面台裏のカビや黒っぽい汚れ
・カーテンの汚れ
・狭くて窮屈
・全体的に黄ばんだ感じ
このような不快感を味わったことはありませんか?
風呂とトイレを別にして湯船をなくし、シャワーブースにする、
そして洗面台を独立させることによってこれらの問題を解決することができます。
それぞれを独立させることによって広さを確保、限られた面積の中で洗面台を寝室部分に出すことによってスペースを有効活用しています。
そして、おそらくほとんどの人が使っていないであろう浴槽をなくすことによって、
スペースを有効活用しつつ、宿泊客の使いやすさ、快適さを高めています。
(私は浴槽の出入りの際の段差、浴槽の狭さが苦手です)
ユニットバスよりもシャワーブースの方が掃除がしやすいので清潔さを保ちやすいのでは?
と、個人的に思います。
朝、ベッドから起きて2歩進むだけで洗面台にたどり着けるのも、とてもスムーズに動けるため嬉しいです。
他のビジネスホテルだと、朝起きて数歩歩いて段差を超えて狭いユニットバスで歯を磨き、髪をセットすることが多いですが、洗面台が寝室部分に出てきているため、必要以上に広く快適に利用できるのです。
男女別アメニティを用意
お部屋にはタオル類とドライヤー、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープといったアメニティしかありません。
足りないものは1Fロビーから持っていく必要があります。
1Fのエレベーター前に、男女別にセットされたアメニティパックが並んでいます。
男女共通なのは歯ブラシ、ヘアブラシ、ボディスポンジ、綿棒、マスク、除菌ウェットシートです。
それに加えて、女性にはコットン、男性にはレザーが入っています。
同じ場所に部屋着も置いてありますので、必要な方は持っていくようにしましょう。
このスタイルによって近年問題になっている、プラスチックごみの削減などにも貢献しています。
わずかながら経費削減にもつながっているため、その分宿泊代金も安くする工夫にもなっていると捉えることができるのではないでしょうか?
2種類から選ぶ無料朝食
定期的に内容は変わるようではありますが、朝食は2種類から選ぶことができます。
1Fのラウンジの奥の方にカウンターがあるので、そこで注文してピックアップ、食事場所はラウンジでもお部屋でも、どちらでもOKです。
私が宿泊した2022年7月後半時点の内容は以下の通りです。
・クロックムッシュor チャバタサンド
・冷製スープ
・スコーン
・飲み物(コーヒー、紅茶、オレンジ、りんご、トマト)から1点
これが、下の写真のように、ボックスに入って提供されます。
私はチャバタサンドとトマトジュースをチョイスしました。
トマトジュースは写真右側のポケットに入っていましたよ。
写真撮影用に解体しましたが、畳まれて小さなハンドバッグ状態で渡されるので、お部屋までの持ち運びもラクラクです。
黒いフタのついているカップにスープが入っていて、白い紙に包まれたものの右側がスコーン、左がチャバタサンドです。
注文をしてからこのセットを準備していたので、サンドは温かく、とても美味しかったです。
量が少なく見えてしまうかもしれませんが、実物はボリューム感がありましたよ。
お手軽な朝食ではありますが、できたてをお部屋でゆっくり食べられるのは嬉しいですね。
アクセス 駅近で駐車場有
熱海駅から徒歩4分の立地です。
駅の改札を出たら左方向に進んで行きます。
バスロータリーを通過して信号をまっすぐ渡ると、左側にあります。
チェックイン前に荷物を預けて商店街へ出かけたり、レンタカーを借りにいくのに最適の立地です。
車の場合にはGooglemapを使って、「プリンススマートイン熱海」で検索すると辿り着けます。
地図アプリでは、場所がずれている、駐車場の裏手に案内される、すごく細い道を通らされるといったことがしばしばありますが、問題なく到着できました。
駐車場に入ると係の方からどの位置に停めるかの指示が入りますので、それに従いましょう。
駐車後はその係の方からカードを受け取り、チェックインの際にフロントスタッフに駐車の旨を伝え、駐車場代1,000円をクレジットカードで精算という流れになります。
周辺環境
熱海商店街まで徒歩5分程度で行くことができますが、お店が開いているのはお昼前〜夕方の時間になります。
夜になると開いているのは駅前のチェーン店くらいになってしまうので、夕食を取るタイミングや場所に関しては事前に計画しておくといいでしょう。
定休日や営業時間を事前に確認しておくのがおすすめです。
目の前にファミリーマートがあるので、急なお買い物でも安心です。
レンタカー屋さんが集中しているエリアにホテルが立地していますので、チェックアウト後にレンタカーを借りて出発という予定であれば、最高の立地です。
このように、プリンススマートイン熱海は、新しく清潔、快適、シンプル、おしゃれなだけでなく、立地よし、周辺環境よしの素晴らしいホテルです。
興味を持っていただけましたら、以下のリンクから宿泊プランを検索してみてくださいね。
公式HP:https://www.princehotels.co.jp/psi/atami/
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