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ホノルルマラソン出走レポートと持ち物やレースの戦略のポイントを解説

ホノルルマラソンは抽選がないためエントリーすれば誰でも走れるフルマラソンの大会です。
フルマラソンの大会としては珍しく、制限時間がありません。そのため、フルマラソンデビューの方、完走できるか不安な方、ブランクのある方、完走タイムがわからず制限時間ありの大会に出場するのが不安な方などの初心者も多く出場しています。
アメリカで行われる大会であるにもかかわらず、出場者の約半数が日本人(2019年大会までほぼ毎年)というのも特筆すべきでしょう。

この記事では、ホノルルマラソンに初めて出場する方に向けて、私にとって初めてのフルマラソンとなったホノルルマラソン2019の体験記、おすすめの戦略や持ち物について解説します。
ホノルルマラソンはフルマラソンデビューに適した大会なのかも解説するので、「初めてのフルマラソンが海外というのは不安」という方にもお読みいただきたい内容です。

この記事はこんな方におすすめ
・初めてホノルルマラソンを走る方
・初めてフルマラソンに挑戦する方
・初めてのフルマラソンがホノルルマラソンの方

大会の概要やツアーについてはこちらの記事で紹介していますので、この記事では割愛しております。
体験記と持ち物、戦略について知っていただくことで、事前のトレーニングに活かしていただき、当日もマラソンを思う存分楽しんでいただけるようにお役立ていただけたら嬉しいです。

ホノルルマラソン出走レポート

現地入りからスタート前まで

前日にエキスポ会場満喫

日本からホノルルへは夜行便になることが多く、現地には朝に到着することになります。空港で荷物を係に預けてホテルへ別送してもらえるツアーが多いです。そして、専用車に乗ってワイキキの中心部へまずは向かいます。

私の場合は仕事の都合上、日本時間で土曜の夜に出発し、ホノルルに土曜の朝に到着しました。ワイキキ中心部へ着く頃にはほぼ昼に近い時間になっており、まずは海の見えるレストランで昼食です。ハワイへ来たな〜と実感が高まり、テンションも上がってきます。

私が行ったのはフラグリルワイキキというお店で、カラカウア大通り沿いのアウトリガーホテルにあるレストランです。本場のロコモコをいただきました。ドリンクをつけて2,000円くらい(※2019年時点での価格で、現在は値上がりしている可能性が高いです)なので、ホノルルの昼食としては並くらいの価格帯でしょうか。こちらのサイトで詳しく紹介されていましたので、リンクを掲載しておきますね。
https://nomad-english.com/archives/45828

昼食を済ませると、ゼッケンの受け取りのためにハワイコンベンションセンターへ向かいます。マラソン期間中はホノルルマラソンエキスポというイベントを開催していて、ゼッケンの受け取りはあくまでもその一部です。ちなみに、大会翌日の完走証の受け取りもこちらで行います。
会場内はマラソン関連の限定グッズの販売やサングラスや帽子、シューズ、スキンケア用品、エナジードリンクやドリンクゼリーといったマラソンで使えるアイテムを購入することができます。万が一日本からの持参を忘れてしまってもここで購入できるので安心です。私はここで限定のTシャツとサングラスを購入しました。クレジットカードも使えて便利です。

大会前日に現地入りすると、ワイキキビーチを少し歩くくらいで観光はなく、事務的なことで1日が終わっていきます。それはそれで余計な体力や気力を使うことなく、大会に集中できてよかったなと思います。

2時起床で集合場所へ

ツアーの場合には宿泊ホテルからスタート付近への送迎があります。近隣ホテルに宿泊している同じツアーの参加者がまとまって移動するため、集合場所は自分が宿泊しているホテル以外が指定される場合があります。
私の場合には、走れる装備、服装で徒歩2分程度の他のホテルに集合、そこでバスに乗車しスタート付近のホテルへ送迎がありました。そこでツアー参加者とコーチが一緒にウォーミングアップやお手洗いを済ませ、簡単な壮行会を実施してスタート地点へ移動という流れでした。
ツアーによってはスタート近くのホテルでなく、公園や広場に集まってウォーミングアップを行なっていました。

マラソン前には油っこいものは避け、かつ普段食べ慣れているものでしっかりとエネルギー補給をしたかったため、日本からコンビニおにぎりと味噌汁を持参し、マラソンにいいとされるバナナは前日に現地で購入し、これらを朝食としました。食べ慣れたもので栄養補給ができると気持ち的にも安心です。

いよいよスタート

花火とともにスタート

スタート地点は、エントリー時に入力した完走予想タイムをもとに色分けされたゼッケンの色ごとにエリア分けされます。そのエリア内ではどこで並んでいてもOKです。スタート20分前くらいにはすでにスタート地点は大混雑でした。

アップテンポな音楽が流れて、MCが会場を盛り上げていてもうお祭りのような騒ぎです。基本は英語ですが、参加者の半数が日本人という海外で行われるマラソン大会としては異例の参加者構成のため、日本語のアナウンスも入ります。

カウントダウンと共に花火が打ち上がってスタートとなるわけですが、前方のランナーから少しずつ動いていくため、中盤以降に並んでいるとなかなか動き出せず、しかもスタート地点まではゆったりと歩いている人が多いため、私もなかなか走り出せませんでした。
完走予想を5時間30分と入力し、中盤エリアに並んでいた私でしたが、スタート地点にたどり着いたのはスタートから8分後で、ここからようやく走り始めました。タイムの計測はゼッケンに付けられたチップを使ってスタート地点から行われるため、後方からのスタートでも不利ということはありません。

10km過ぎから本格的なマラソンに

まだ日の出前の暗い時間にホノルル市街のクリスマスイルミネーションを横目に走り抜けていくのはとても爽快でした。コスプレをして走っているランナーもいるため、この辺りはまだまだお祭りの雰囲気でとてもワクワクしながら走れました。

カピオラニ公園でちょうど10kmになり、ここからダイヤモンドヘッドに向けての上り坂が始まるため、いよいよ本格的なマラソンらしくなってきます。ただ、ちょうど日の出の時間に重なってくるため、朝日を浴びながら走れるのはとても気持ちがよかったです。

マラソンというと、気になるのが給水とお手洗いだと思います。初心者が多い大会だけあって、どちらも数キロごとに設置されているため心配はありません。
しかし、お手洗いに関して私の失敗を1つ紹介しておきます。数キロごとにお手洗いが設置されていることは把握した状態で走っていたのですが、最後にお手洗いに行ったのがスタートの30分前であったこと、レースに備えて出発前に多めに水分補給をしていたこと、「いつもよおすかわからない」という不安から5km地点あたりのお手洗いに寄ったのですが、これが失敗でした。コースの脇にずらっと仮設トイレが並んでいるのですが、まだランナーがバラけていないスタート直後の地点かつ10Kラン&ウォークの参加者もおり、順序よく並んで利用できる場所でもなく、お手洗いの前にスタンバイして目の前のお手洗いが空いたら利用できるというまさに運次第の場所でした。私よりも後から来たランナーの方が先に利用できてしまったケースもあり、ここで5分以上をロスしてしまいました。
ここから、「10km過ぎるまではよっぽどもよおさない限りお手洗いに行くな」という教訓が生まれました。
汗で水分が大量に出ていくため、この後のレース中、全ての給水地点で給水したにもかかわらず、一切もよおすことなくゴールできたため、混雑するお手洗いに寄ったことは後悔しています。

長いハイウェイ

ホノルル市街からダイヤモンドヘッド、高級住宅街を抜けていくとハイウェイに入ります。この手前までは沿道やスタッフからの途切れることのないハイテンションな応援を受けながら走ることができるのですが、ここからはハイウェイという性格上、沿道の応援はほぼなくなり、移り変わりのない景色の中をひたすら真っ直ぐ走っていきます。このハイウェイの中盤くらいで半分の21kmを迎えます。

ハイウェイの折り返し地点にたどり着くとようやく少し気分を変えて走れます。この折り返しもコースマップで見ると短く、すぐ折り返してハイウェイに戻ってこれるように見えるのですが、想像していたよりも長く感じるでしょう。ただ、ここは住宅街に少し入るため、沿道の応援が復活します。また、おにぎりやドライフルーツ、オリジナルのドリンクを配っている住民の方もいたので、彼らの力を借りて前に進みましょう。
私の場合には、出身大学のOBOG会のホノルル支部の方々に出会えたことで元気をもらえました。

ハイウェイに戻ってくるところでは素晴らしいオーシャンビューが見れます。ハイウェイに戻ると程なくしてランナーの壁と言われる30km地点が見えてきます。

37kmで限界を迎える

30km地点を過ぎたあたりからたしかに足が重くなってきます。足首やアキレス腱辺りに疲労が溜まっていることがわかりました。さらに、右足の薬指に経験したことのない種類の痛みを感じました。走りに影響するほどの痛みではなかったのでさほど気にせず走っていましたが、ゴール後に見てみるとこの部分は血豆になっていました。自分の足に合ったシューズを使うことと、マメ対策は重要ですね。

これらの足の重みや痛みには「途中で歩きたくない」という気持ちだけで走っていたのですが、ついに37km付近でどうにも足が上がらなくなってしまいました。エネルギーが切れてしまったようです。途中、ドリンクゼリーなどでエネルギー補給をしていたものの、足りなかったようです。想定以上にマラソンはエネルギーを使うのだと実感しました。エネルギーやアミノ酸を補給できるゼリーなどは少し多めに持って走ってもいいかもしれません。

一度足を止めてしまうと、本当に足が動かなくなります。なんとか歩くのがやっとの状態で、少し走っては歩いてということを繰り返して前に進みました。

40km付近から始まるのがダイヤモンドヘッドの上り坂です。まさにそびえ立っているように感じます。最後の最後に待ち受けているホノルルマラソン最大の難関です。ここはさすがに歩いて登っているランナーがほとんどです。動かない足を何とか持ち上げて登っていきます。

坂を登り切るとゴールまではあと約1kmです。坂を少し下っているうちにカピオラニ公園が見えてきます。最後の力を振り絞って、ランナーたちが再び走り出します。

ゴール前の景色に人生一の感動

そして、最後の直線に入ると見えてくるのがこの景色です。

自分との戦いを制し、ここまで辿り着いたランナーにだけ感じることができる最高の感動のご褒美を味わいました。辛くて辛くてたまらなかったはずなのに、この最後の直線に入ってゴールが見えた瞬間、「やっとゴールだ!」という達成感や安心感とともに、「ああ、ついにこのワクワクする楽しい時間が終わってしまう…」という寂しさが同時に込み上げてきたのはとても不思議な感覚でした。

この直線で見えた景色と、味わった感覚は一生忘れることはないでしょう。

ゴールエリアもお祭状態

ゴールを通過すると、スタッフがメダルを首にかけてくれます。公園内へ入っていくと、たくさんのテントが立っていて、フルーツやドーナツなどの食料や飲み物の配布コーナーや各旅行会社が出しているテント、そして完走記念Tシャツの受け取りテントがあります。

足の状態が限界を超えていた私は、ヨロヨロとおぼつかない足取りで何とかTシャツを受け取り、他のテントには目もくれず旅行会社テントでカレーと飲み物を受け取ったのですが、めまいがして食欲が全く出ません。どうやら貧血を起こしたようです。何とかカレーを押し込んだのですが、イスに座っていることすらできず、テント内のブルーシートで少し横になり、落ち着いてからホテルへ戻りました。ここでは、他にも寝ている人がいたので他のランナーもかなりダメージを受けていたのだと思います。

めまいを感じつつシャワーを浴び、ベッドで休む以外に元気がありませんでした。10時前にはゴールしていたのですが、体調が回復してベッドから起き出せるようになった時には、窓からきれいな夕焼けが見えていました。

翌日は筋肉痛との格闘

翌日は朝の足の違和感から始まりました。私の場合には、アキレス腱のあたりにカチンコチンに固まったような感覚と弱い痛みがありました。通常のペースで歩くことができず、午前中のうちはゆったりと歩いて過ごすしかなかったのは苦い思い出です。ただ、一緒に走った友人もそれぞれ、体に異常を感じていたので、筋肉痛は避けて通れない道なのでしょうね。午前中に受けたロミロミが体にしみわたりました。

大会翌日に忘れてはならないのが完走証の受け取りです。ゼッケンの受け取りと同じくコンベンションセンターで受け取ります。完走証に正式な自分のタイムが記されているので、ここでやっと自分のタイムを知ることができます。

完走証を受け取ればマラソン関係は全て終わりです。残りの滞在期間は精一杯観光してハワイを堪能して帰ってきました。

レース前とレースでの戦略

現地入りは金曜か土曜

日曜日の大会前に疲労を溜めないようにするため、現地入りは金曜か土曜にしましょう。慣れない異国の地にはいるだけで気づかないうちに疲れています。大会関連のイベントや旅行会社が出しているツアーのオプションのプログラムも金曜や土曜に行われるものがほとんどです。

時差ボケが気になるから早めに現地入りして体を慣らせておきたいと考える方もいるかもしれませんが、マラソンのスタートは早朝5時です。2時や3時起床となるため、現地の時間に体を慣らせてしまう方がきついのではないかと思います。

ミネラルを補給しておく

水分やエネルギー補給は皆さんも意識することと思いますが、意外に落とし穴になるのがミネラルの補給です。実は、マラソンのような長時間の運動をしていると、汗と一緒にミネラルが失われて行きます。

私がゴール後に貧血を起こしたのは、この落とし穴にハマってしまったことに原因があると思っています。私は水分とエネルギーの補給は意識してドリンクゼリーを持って走り、全ての給水所で給水を確実に取っていました。しかし、スタート前やマラソン中にミネラルの補給を怠っていたのです。

マラソンでは鉄分やマグネシウム、カリウム、ナトリウム、カルシウムなどのミネラルが失われます。ミネラルが不足すると貧血、足がつる、けいれん、気持ち悪くなるといった症状がランニング中に出てきてしまいます。
スタート前にミネラルをしっかりと含んだアスリート向けのスポーツドリンクなどで水分とミネラル補給を確実にやっておくことが大切です。

最後の上り坂を意識しておく

フルマラソンは想像している以上に長く過酷です。ただホノルルマラソンに関していえば、景色や沿道の応援に後押しされて、楽しさや充実感も多く得られます。

ですが、やはり最後の上り坂があることは常に頭に入れて走っておいた方がいいでしょう。景色を楽しみつつも前半から飛ばしすぎないように、余力を残せるようなペース配分で走っていく必要があります。

コース中、1キロごとにこのような表示が立っているので、自分の時計とこの表示を見ながらペースを確認して行きましょう。

日本から持参したい持ち物

マラソンを精一杯楽しみ、観光も快適に楽しむためには普段から使い慣れているものや食べ慣れているものを使い続けることがキーポイントです。異国の地で、不慣れなものばかりに囲まれるとストレスになってしまいます。この項目では、マラソンに役立つおすすめアイテムを紹介します。それぞれにリンクを貼っておきますので、出発前にまとめ買いしてしまいましょう。国内で事前に練習としてマラソン大会に出るという方は、ウエストポーチやゼリーなどはその時に試しに使ってみることもおすすめです。

機内を快適に過ごすグッズ

行きの飛行機内でしっかりと睡眠を取り、疲れを溜めないことがマラソンにおいてとても重要になります。クッションや枕、スリッパなどを活用して機内で快適に休めるようにしておきましょう。

旅行用品の専門店トコーでは、機内グッズを含めて一通りの旅行用品を揃えることができます。スーツケースを買いに行こうと思うとどうしても車が必要になってしまうので、オンラインであれば比較も簡単でお買い物もラクラクです。

おにぎりやお味噌汁

マラソン当日の朝食には普段食べ慣れている日本のお米やお味噌汁が最適です。これらなら胃腸に負担をかけませんし、普段から食べ慣れているものを食べることで精神的にも安心できます。自宅でおにぎりを作って行ってもいいですが、日本の出発空港で買えるコンビニおにぎりでいいと思います。
日本での飛行機搭乗から大会当日の朝までに時間があり、おにぎりだと消費期限が切れてしまうという方は、アルファ米を利用しましょう。
アルファ米は防災グッズとしての役割を持つ商品で、十分に日持ちします。お湯を注ぐだけで美味しいご飯が食べられるため、マラソン前の朝の慌ただしい時間にも手間がかからず楽ちんです。

https://amzn.to/3GtCCov

水分と栄養補給用のもの

スポーツドリンクやアミノ酸ドリンクゼリー(運動前、運動中にBCAAを補給)、サプリメントを忘れずに持参しましょう。

スポーツドリンクは必ずアミノ酸やミネラルを含むスポーツ用のものを選びます。ドリンクゼリーもレース前に飲んだり、レース中に持って走って途中でエネルギーやアミノ酸を補給するために必須アイテムです。マラソンでどんどん消費してしまうエネルギーとミネラルはレース中に補給しておかないと途中で失速してしまいます。
おすすめはアミノバイタルです。これはマラソンだけでなく様々なジャンルのプロスポーツ選手が多く飲んでいるものですので、確信を持っておすすめします。運動前には青、運動中には赤とパッケージの色で飲むのに適したタイミングがわかりやすいのが特徴です。

たくさん持ちすぎると重く、走りづらくなってしまうため、レース前に1本飲み、3〜4本程度を持って走り、レース前半で飲み切るようにするといいでしょう。

ドリンクタイプのアミノバイタルは大会当日だけでなく、普段使いにもおすすめです。

運動前にはを飲みましょう。スポーツ用のドリンクゼリーはマズいという印象を持つ方もいるかもしれませんが、こちらはアップル味でとても美味しいです。

運動中に適しているのがです。運動中に携帯しやすいようにコンパクトなサイズになっています。サッと手で開封してスッと飲めるようにパッケージが工夫されています。一般的なドリンクゼリーのように粒が大きいと飲み込むのに労力を使うために呼吸が乱れてしまったり、ヘタすると気管に入ってしまうので危険です。それを防ぎ、負担なく飲めるようにするため、ジェルに近いような状態で細かい粒のようになっています。

ウエストポーチ

ドリンクゼリーやスマホを持って走るのに必要になります。ホノルルマラソンでは数キロごとに給水所があるため、自身でドリンクを持って走る必要はありません。よって、ドリンクホルダー付きではないシンプルなものを選ぶといいでしょう。あまりにも大きいと走るのに邪魔になってしまいます。ゼリーやスマホを持って走るのにちょうどいいくらいの大きさを選びましょう。もちろん、カラーはお好みですよ。

帽子、サングラス、日焼け止め

あまり知られていないのですが、実は紫外線も体を疲れさせるものの1つです。長い長いフルマラソンでは、帽子やサングラス、日焼け止めを活用して紫外線を少しでも軽減させることが必要です。

ゼビオのオンラインショップなら帽子、サングラスはもちろん先ほど紹介したウエストポーチも販売しており、日焼け止めもそこそこのラインナップが揃っています。この他にもシューズやウェアなども売っているので、マラソンに必要な道具一式をまとめて揃えることができます。スポーツショップは実店舗がさほど多くなく、一箇所でこれらを揃えるのはほぼ不可能であり、シューズやウェアなども揃えると荷物量が多くなってしまうので、やはりオンラインが楽ちんでおすすめです。

ポケットWi-Fi

最後は、マラソンとは直接関係ないのですが海外旅行にはポケットWi-Fiもあると便利です。ただし、最近はポケットWi-Fiを使わなくても、1日980円などで海外でも滞在期間中だけ回線が使えるようになるオプションサービスを携帯各社が出しているので、そちらも要確認です。滞在中にPCを使う方であればポケットWi-Fiはあった方がいいですね。
ただし、マラソンには持って行かないようにしましょう。重くて走るのに負担になってしまいますし、うっかり落としてしまったり、汗による湿気などで壊してしまったらその後の滞在中にネットが使えなくなってしまいますし、レンタル会社に補償もしなければならなくなってしまいます。

私がいつも利用しているのはグローバルWi-Fiです。ネットで申し込んで出発空港のカウンターで借り、帰国した時に空港のポストに入れるだけで返却が完了するため、手間がかからないのが特徴です。

まとめ ゴールしてからの絶景は格別

ホノルルマラソンの体験記と、出場の経験を踏まえての戦略の紹介やおすすめの持ち物の紹介をさせていただきました。おすすめのツアーについてはこちらの記事でご紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。

フルマラソンを走り切って、大きな達成感を味わいながらワイキキビーチから眺める夕日は格別でした。ぜひ、ここまで読んでくださったみなさんにもこの感動を味わっていただきたいと思います。

ホノルルマラソンのエントリーはこちら↓
https://www.honolulumarathon.jp/2022/