旅行業界志望者必見!旅行会社にはいろんな種類がある!

旅行業界志望者必見!旅行会社にはいろんな種類がある!

2020-09-04
仕事紹介・就活




「1万」

これが何の数字かわかりますか?

そう、日本国内にある旅行会社の数です!!

海外にも拠点を持つ大きな会社から町の小さな会社まで全部合わせるとこれだけの数があります。

さて、旅行業界への就職、転職をお考えの就活中、転職活動中のみなさん!これだけの会社から、あなたに合った会社を見つけるのには何が必要でしょうか?

やっぱりまずは旅行会社の役割、種類について理解することです!

今回はその辺りを解説していくのですが、ネットであれこれと調べていると専門用語がたくさん出てきて、旅行業界にあまり詳しくない人や学生には難しいと感じる内容のものばかりです。ここでは専門用語は最小限に抑え、とにかくみなさんに理解してもらうことを第一に、働いた経験談も交えて解説します!

旅行会社は何をしているのか?旅行会社の役割とは?

旅行会社の大きな役割、それは

「旅行者とサービス提供者の仲介役」です!

「旅行者」は旅行をするお客様のことです。

「サービス提供者」とは宿泊、交通、観光施設など旅行中に「旅行者」が利用するサービスのことです。「サービス提供者」のことを、旅行会社では「関係機関」という呼び方をしている場合が多いです。

様々な「サービス」をまとめ、旅行者に紹介、手配するのが旅行会社の役割です。

例えば、沖縄へ旅行する場合、旅行会社のカウンターへ行けば、係のアドバイスを受け、飛行機やホテル、レンタカーをまとめて予約できます。

「旅行者」にとっては、自分で1つ1つ調べ、選び、予約を取る必要がなくなります。プロのアドバイスを聞けることを重要視する人もいるでしょう。

「サービス提供者」にとっては、旅行会社に予約枠を預けておけば、自ら販売促進をしなくても旅行会社が代わりに売ってくれるということになります。

実際に旅行会社に就職し、仕事をするようになると、お客様とのやりとりと同じくらい(もしくはそれ以上に)関係機関の方々との電話やFAXなどのやりとりが多くなります。各関係機関の方々とのやりとりが多くなり、顔や名前を覚えてもらえた時は嬉しいですね!

旅行会社はどのように収益を上げているのか

旅行業界で仕事をしていくにあたって必須の知識がこの「旅行会社がどうやって儲けているのか」です。私自身、これをほとんど知らずに最初の会社に営業として入社してしまい、実際に見積りや収益検討表を作成するときに大変苦労した思い出があります。入社してからこれを理解するのは時間の大きなロスです。先輩方も「これくらいは入社前に理解しているよね?」という前提で接してきます。これをきちんと理解していることが、添乗員の仕事でも役立っています。

旅行会社が利益を出す方法は大きく分けて4つあります。

①旅行者からの取扱手数料

旅行者に代わって旅行会社が宿泊、交通などを手配するのにかかる手数料です。

②サービス提供者からの販売手数料

自分の代わりに旅行会社が売ってくれたことに対する手数料です。大抵は旅行会社への卸値の何%という形で事前に旅行会社とサービス提供者の間で契約を結んでいます。

例えば、ホテルと旅行会社との間で、「宿泊料金の10%を手数料とする」という契約を結んでおり、1万円の宿泊を販売した場合には1000円が旅行会社に入ります。

③仕入価格より高値で売ることによる差額

1泊1万円で仕入れたホテルを旅行者へは11000円で販売する方法です。

主に②のような契約を結んでおらず、手数料をもらえない場合にこの方法を使います。

しかし、トラブル防止や作業効率化のため、実際には基本的にサービスの質等で信頼のできる、②の契約を結んでいる施設、機関しか旅行会社は販売しません。

④他社のツアーを販売したときの販売手数料

例えば、A社のツアーをB社の窓口で販売した場合に、A社からB社に支払われます。自社に代わってツアーを販売してくれたことに対し、売上の数%を手数料として支払います。

旅行会社の種類

さて、実際に就職活動をするとなった時、自分の「やりたいこと」と旅行会社の「やっていること」を照らし合わせていく作業が必要になりますね。そこで、1つ1つの会社を見ていく前に、まずは旅行会社にはどんな種類があるのかざっくりと大枠をつかんでいただきたいです。

「就活なんて関係ない」という読者の皆様にとっても、より旅行を楽しむための豆知識になることを期待しています。

以下のように旅行会社を8つに分類しました。旅行業界に詳しくない理解していただけるように専門用語をあえて避けています。

旅行業界を目指す人々のために書いているので「旅行会社」の定義に一致しないものも含めています。「旅行業界全体の仕事について理解を深めて欲しい」そんな風に思っています。

①総合旅行会社

国内外のパッケージツアー、団体旅行など幅広く取り扱っている会社です。JTBHIS近畿日本ツーリスト(KNT-CTホールディングス)日本旅行東武トップツアーズなど知名度の高い旅行会社はほぼこれです。

ワールド航空サービスのように「海外パッケージツアーに特化し高品質を保つ」会社や、クラブツーリズムのように「添乗員付きパッケージツアーに特化し、豊富なアイデアで多様なツアーを提供する」会社など強い個性を持つ会社もあります。

びゅうトラベルJR東海ツアーズ京成トラベル名鉄観光のような鉄道系、自社新聞に広告を掲載する読売旅行など、自社グループ会社の持つ資源を活用する会社、阪急交通社やクラブツーリズムのように自社店舗を持たず、会員向けの雑誌や新聞広告を活用して集客するメディア系など、総合旅行会社の中でも様々な種類があります。

こちらがJTBのサイト↓

そして日本旅行のサイトです↓

②ホールセラー

パッケージツアーの商品造成に特化した会社です。有名な会社にはJALパックANAセールスがあげられます。自社の店舗を持たず、他社の店舗に商品を卸し(実際に卸される物はパンフレットですが)販売をしてもらっています。商品を販売せず「卸す」会社なのでホールセラーです。みなさんの中にも、JTBの店舗にJALパックのパンフレットが置いてあるところを見たことがある方がいらっしゃるのではないでしょうか?とはいえ、近年はネットを使って自社でも販売しています。

ちなみに、ホールセラーは添乗員も他社に依存しているため、添乗員付きのツアーの場合には他社からの派遣添乗員が来ています。ですが、きちんと事前に打ち合わせをしているのでご安心を!添乗員派遣会社にとっては、添乗員の質に問題があるとホールセラーからの派遣依頼が減ってしまうため、信頼できる添乗員しか派遣されません。

参考:JTB総合研究所

ホールセラーとは・観光用語集 - JTB総合研究所

旅行業におけるホールセラーとは、パッケージツアーを企画し、卸売りをする会社もしく…
www.tourism.jp

③OTA(Online Travel Agent)

インターネット上での取引に特化した会社です。インターネット上で鉄道、航空、宿泊、レンタカーなどを各会社、便、宿泊施設などの比較を行いながら予約できます。店舗に行って予約をする必要がないため、24時間365日いつでもどこでも予約ができます。楽天トラベルじゃらん(リクルートライフスタイル)一休.comなどがあります。また、Booking.comExpediaHotels.comなどの外資系も日本ではよく利用されています。

オンラインに特化したOTAに対し、店舗を持ち、対面で販売する旅行会社のことを「リアルエージェント」と呼んでいます。

参考:JTB総合研究所

OTAとは・観光用語集 - JTB総合研究所

OTA(Online Travel Agent)とは、インターネット上だけで取引…
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参考までに、こちらが楽天トラベルのサイトです↓楽天ポイントを貯めているならこちら!

次にこちらがじゃらんのサイトです↓Pontaポイントを貯めているならこちら!

最後に、一休.comはこちらです↓Yahoo! JAPAN IDでログインするとTポイントが貯まります!クーポンも充実しているのでおすすめです!

④ランドオペレーター

旅行会社の依頼によって、旅行先のホテル、バス、ガイド、観光施設の予約や手配を行う会社です。「旅行会社」と「サービス提供者」の間に立ってビジネスを行っています。日本発の旅行では各国のランドオペレーターが活躍します。反対に訪日旅行では日本にあるランドオペレーターが活躍します。大手の総合旅行会社の中には、日本発(アウトバウンド)、訪日(インバウンド)の両方を自社グループが持つランドオペレーターに依頼している会社もあります。

私も学校営業の仕事をしていた頃に台湾への修学旅行を担当し、お世話になった経験があります。まず、入札の際にまとめて地上費(現地でかかる費用のこと。LAND費用という言い方もします。)の見積もりを送ってもらうことができます。その後出発までの間に学校との打ち合わせで出てきた疑問や要望、アレルギー情報などをランドオペレーターに流すと現地で確認し、回答してくれます。

参考:JTB総合研究所

ランドオペレーターとは・観光用語集 - JTB総合研究所

ランドオペレーターとは、旅行会社の依頼を受け、旅行先のホテルやレストラン、ガイド…
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⑤インハウス(企業、大学)

企業が自らのグループ内に作った旅行会社で、その企業の出張、研修にかかる宿泊、交通、会議や研修施設の手配を行っています。NTTトラベルサービスホンダ開発などがあります。

また、大学にも旅行部門があります。学生向けに大学内にカウンターを設置し、旅行やサークルの合宿、免許合宿、JRの学割の申し込みができます。また、旅行の際にも手配等を行っています。

⑥専門旅行会社

限られたジャンルに特化した旅行を行う会社です。海外専門、国内専門に限らず、クルーズ専門、鉄道旅行専門、留学専門、リゾート専門、ウェディング専門、中国専門、業務渡航(出張)専門、インバウンド専門、スポーツ専門など挙げればきりがありません。

例えば、沖縄専門の「沖縄ツーリスト」、リゾートウェディングに特化した「アールイズ・ウェディング」、ヨーロッパの鉄道旅行に特化した「ユーレックス」、学生向けに自社でスポーツ大会を主催し宿泊やレンタカーの手配もまとめて行う「トップトラベルサービス」などなど…

DMO」と呼ばれる、ある地域の観光資源に精通し、地域住民や行政などと協力して観光客誘致を行う会社もあります。近年注目されているので、特に地域誘客に興味があるという方は覚えておきましょう!

参考:観光庁HP

観光地域づくり法人(DMO)とは? | 観光地域づくり法人(DMO) | 観光地域づくり | 政策について | 観光庁

2008年(平成20年)10月1日に発足した観光庁の公式ウェブサイトです。観光庁…
www.mlit.go.jp

⑦添乗員派遣会社

添乗員派遣を行う会社です。実際には人材派遣会社として添乗員のみではなく、旅行会社の各支店に派遣されて事務仕事を行う人がいたり、通訳案内士資格の所有者をインバウンド団体のガイドとして派遣するなど、旅行関連で幅広く人材を派遣しています。大手グループ会社に所属し、主に自社の団体旅行やツアーに添乗員を派遣する会社、旅行会社からは独立し、各旅行会社からの派遣依頼に応じて様々な会社に添乗員を派遣する会社の大きく2種類に分かれます。

前者の例には、JTBグループの「J&Jヒューマンソリューションズ」(通称:JJHS)、KNT-CTの「ツーリストエキスパーツ」(通称:TEX)、日本旅行の「ジャッツ」があります。後者は「TEI」「フォーラムジャパン」などが代表的です。

添乗員の雇用形態については別項で紹介していきます。

⑧メタサーチサイト

各社のパッケージツアーや宿泊施設、航空運賃などをまとめて比較できるサイトです。日本ではトラベルコフォートラベルなど有名です。海外のサイトではTripAdvisor(トリップアドバイザー)trivago(トリバゴ)Skyscanner(スカイスキャナー)が日本でも馴染みのあるサイトとなっています。

こちらの「エアトリ」もメタサーチサイトです。「エアトリ」はレビューで星4.5という高評価を獲得しており、とても人気も満足度も高いサイトです。

まとめ

今回は

  1. 旅行会社は何をしているのか
  2. 旅行会社はどうやって儲けているのか
  3. 旅行会社にはどんな種類があるのか

以上の3つのお話をさせていただきました!

旅行業界を目指す時には、「自分は何をやりたいのか」をはっきりと持ち、「何をしている会社なのか」をきちんと調べることが重要です!

そして、旅行会社を選ぶ際にもう1つ重要な「職種」について以下の記事で解説しています。

旅行会社の仕事は職種で全然違う!「想像と違う!」とならないために | 野球歴18年の添乗員が紹介する旅行と健康の豆知識

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www.tcmichi-travelblog.com

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