あだ名禁止の小学校の修学旅行に添乗して驚いたこと

添乗エピソード




北関東エリアの小学校の修学旅行の行き先といえば…

 

 

 

鎌倉!!

 

添乗員1年目の秋、
初めての1人での添乗でとても緊張しながらも、
事前に先生方と打ち合わせを済ませ、

いざ出発!!

という当日の朝、
迎えた出発式で初めて児童たちと顔を合わせた
私の緊張感は、違和感に変わりました。

 

これは2018年、私にとっての初めての1人添乗が、
あだ名禁止の小学校だった時の小さな驚きの連続をまとめたお話です。

あだ名禁止が出発式で発覚

修学旅行当日の朝、学校や駅など集合場所で行う
恒例の出発式の冒頭、「開式の言葉」でいきなり驚きと違和感です。

司会「開式の言葉。〇〇(女子児童の下の名前)さん、お願いします」

私「!????(下の名前ぇ!!??)」

〇〇さん「はい!みなさん、昨夜はきちんと眠れましたか…以下略」

私「(いやいや下の名前呼ばれるのが当然みたいに返事して話してるし!なんだこの学校!)」

司会「△△先生(学年主任の名字)のお話。△△先生お願いします」

私「(あ、ここは普通なのか)」

△△先生「(一通り話し終えて)最後に、2日間みなさんと一緒に修学旅行に行って、
修学旅行がより良い思い出になるよう努めてくださる添乗員さんを紹介します。
では、みんなで添乗員さんに挨拶しましょう。
××(やはり下の名前!しかも指名されたのは男子児童)さん、号令してください」

…というように、
その小学校は先生が児童を呼ぶとき、
児童同士呼び合う時も「下の名前+さん」という
あだ名禁止の学校だったのです。

ニュースでは見ていたけれど、
いざ遭遇してみると完全に度肝を抜かれたのでした。

しかも、見送りに来ていた保護者も、児童たちを「下の名前+さん」で呼び、
「〇〇さん、行ってらっしゃい」なんて言っているのでもうめちゃくちゃです。




児童同士でも…

とはいえ、児童同士で「下の名前+さん」の呼び方をするのは式などの
オフィシャルな場だけだろうと思っていたら、
そうではなかったのです。

移動のバスの中、観光中の何気ない会話でも児童同士の呼び方は
やはり男女関係なく「下の名前+さん」なのです!

ここまでくると、この徹底ぶりに感心です。

この記事の執筆時、彼らは中学生になっているのですが、
学校の友達とどのように呼び合っているのか気になります。

彼らは高校生、大学生になって、部活仲間、恋人とどのように呼び合うのでしょうか?
大人になって居酒屋でお酒を飲みながらもやはり「下の名前+さん」なのでしょうか?
…彼らの将来が気になります。

先生のミーティングでも…

修学旅行では児童(生徒)が就寝した後、
引率の先生全員と添乗員でミーティングを行います。
そこで、その日の振り返り、翌日の予定の確認、体調不良など要注意児童(生徒)の情報共有を行います。

どの学校でも必ず複数の児童(生徒)の名前が出てくるのですが、
その学校では「下の名前+さん」の呼び方の徹底ぶりが凄まじく、
ミーティングの先生同士の会話でも児童の名前を「下の名前+さん」で呼んでいるのです!
先生同士だったら違う呼び方になってもおかしくないなと思っていたのですが…
そうではありませんでした。

おそらく、この学校の先生方は職員室でも
「下の名前+さん」で児童の名前を挙げ、会話しているのでしょう。

こうなると、添乗員である私も「下の名前+さん」で児童を呼ぶしかない状況だったのですが、
無難に「フルネーム+さん」で呼ぶようにしました。

 

これから「あだ名禁止」の小学校がさらに広がり、スタンダードになっていったら、
添乗員も児童(生徒)の呼び方には気をつけなければならなくなるかもしれません。
もちろん、業務には支障はないので不安は感じませんが、
キラキラネームが出てくると辛いかもしれません。

 

様々な状況に瞬時に対応しながら旅行のサポートをする添乗員、
そのライフスタイルや添乗エピソードをこれからも発信していきます!

日本で行われた国際的なスポーツの大会の仕事をして感じたこと

派遣社員として働く現役添乗員のライフスタイルを公開!

参考:https://news.yahoo.co.jp/byline/takahashiakiko/20201029-00205218

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